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バイオ通信No.2898「サザンブロッティング」

2年生の遺伝子工学実習で、 サザンブロッティングを行いました。   調べたいDNAサンプルを電気泳動で分離します。   泳動後、 染色して泳動像を写真にとっておきます。   アガロースゲル中のDNAを変性、中和している間に ブロッティング装置を用意します。   20×SSCがしみ込んだろ紙を ガラス板の上にのせます。   その上にアガロースゲルをのせます。   ゲルの周りをラップで囲みます。   アガロースゲルの上に、 メンブレンフィルターを 気泡が入らないように密着させます。   さらに、 アガロースゲルと同じ大きさのろ紙をのせます。   最後にペーパータオルと、 500g程度の重りをのせて一晩おきます。   アガロースゲル中の一本鎖DNAは、 毛細管現象を利用して メンブレンフィルターへ転写されます。   次の日。。。 重りとペーパータオルを取り除くと。。。   アガロースゲルは水分が無くなり うっすーくなっています。   メンブレンフィルターをガラス板へ移動して、 サンプル溝、ゲルの大きさをボールペンで書き入れます。   この時、 なるべくメンブレンフィルターを 乾かさないように注意します。   2×SSCで洗浄後、自然乾燥させ、 80℃でbakingしてDNA断片を メンブレンフィルターに固定させます。   転写されたDNA断片はこの後、 ハイブリダイゼーションを行っていきます。   ↓↓クリックお願いします