1年生の遺伝子操作学実習では実技試験がありました。
内容は「プラスミドの調製とアガロースゲル電気泳動」です。
プラスミドの調製法はボイル法、アルカリ法どちらかを選んで操作します。

試験時間は3時間、午前と午後に分かれての実施となりました。
機器・器具はすべて各自に用意されています。
始めに、電気泳動で使用する泳動用Buffer、アガロースゲルを調製する学生、
早速プラスミド調製に入る学生といろいろでした。
アガロースゲル粉末を天秤ではかります。

ゲルは電子レンジで熔解して、ゲル作製板へ分注します。

今回はプラスミド保有大腸菌からプラスミドを調製します。

ボイル法ではリゾチームで宿主菌の細胞壁を破壊、煮沸によりタンパク質を変性させます。

その後、遠心によりいらないものを沈殿させます。

沈殿しているいらないものは、爪楊枝でツルっと取り除きます。

アルコール沈殿により、DNAを沈殿させます。
アルコールを出来るだけ取り除き、真空デシケーターを用いて沈殿(プラスミド)を乾燥させます。

乾燥後、TEに溶解してプラスミド溶液の出来上がりです。

アガロースゲル電気泳動によりプラスミドの有無を確認します。
プラスミドが確認できたら合格です。
上手く出来たのでしょうか。。。
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