湘央医学技術専門学校
臨床検査技術学科
湘央生命科学技術専門学校
応用生物科学科
救急救命学科
愛玩動物看護学科
入学案内
学園について
湘央医学技術専門学校
湘央生命科学技術専門学校
応用生物科学科ブログ

応用生物科学科

ブログ

バイオ通信No.2705「実技試験・プラスミドの調製」

1年生の遺伝子操作学実習では実技試験がありました。 内容は「プラスミドの調製とアガロースゲル電気泳動」です。 プラスミドの調製法はボイル法、アルカリ法どちらかを選んで操作します。   試験時間は3時間、午前と午後に分かれての実施となりました。 機器・器具はすべて各自に用意されています。 始めに、電気泳動で使用する泳動用Buffer、アガロースゲルを調製する学生、 早速プラスミド調製に入る学生といろいろでした。   アガロースゲル粉末を天秤ではかります。   ゲルは電子レンジで熔解して、ゲル作製板へ分注します。   今回はプラスミド保有大腸菌からプラスミドを調製します。   ボイル法ではリゾチームで宿主菌の細胞壁を破壊、煮沸によりタンパク質を変性させます。   その後、遠心によりいらないものを沈殿させます。   沈殿しているいらないものは、爪楊枝でツルっと取り除きます。   アルコール沈殿により、DNAを沈殿させます。 アルコールを出来るだけ取り除き、真空デシケーターを用いて沈殿(プラスミド)を乾燥させます。 乾燥後、TEに溶解してプラスミド溶液の出来上がりです。   アガロースゲル電気泳動によりプラスミドの有無を確認します。 プラスミドが確認できたら合格です。 上手く出来たのでしょうか。。。   ↓↓クリックお願いします