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バイオ通信No.2633「仕事の学び場1日目 その2」

みなさん、こんにちは。 前回はブロッコリからのDNA抽出の実習風景をお届けしました。 最初が植物からのDNA抽出を経験したので、今度は動物由来のDNA抽出を経験します。 具体的にはサケの白子からDNAを抽出します。   さて、動物由来のDNAはどのように観察されるでしょうか? まずは、冷凍してあったサケの白子をはさみで細かくします。   DNA抽出のための試薬を加え、スターラーで撹拌します。   一定時間撹拌した溶液の一部を、駒込ピペットで試薬ビンに分取します。   タンパク変性液を加えて、激しく撹拌します。   撹拌・・・撹拌・・・   撹拌後は、試薬ビンの溶液を遠心管2本にわけ、バランサーでバランスをとり、遠心分離機にかけます。   遠心後は、このようになりました。 上から水層(白く濁っている層です)、変性タンパク層(白く濁っている層と無色透明な層の間です)、 タンパク変性液の層(無色透明な層)です。 ※今回はタンパク変性液を加えて、撹拌、遠心、水層を分取する操作を1回しか行いませんでしたが、 これを複数回繰り返すときれいなDNAをとることができます。   一番上の水層を駒込ピペットでビーカーに移します。   そこにエタノールを加えると・・・   上の無色透明なエタノール層に水層からDNAが析出してきました。 析出してきたサケの白子のDNAとブロッコリのDNAを比較してみると、どうでしょうか? 写真ではありますが、みなさんはどう感じられますか?   ↓↓クリックお願いします