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バイオ通信No.2624「生化学実習9」

みなさん、こんにちは。   今回の生化学実習(バイオコース2年生)は、糖の定性試験を行いました。 よろしければ、みなさんも考えてみてください。 それでは、早速、実習で行った定性試験をみていきたいと思います。   今回使用した糖の一覧です。 定性を行うにあたって、分類や性質を少し加えてみました。   1~7の試験管には、上記の糖溶液が1種類ずつ入っています。   今回行う定性試験です。色の変化や沈殿が生じます。   それでは、それぞれの定性試験をみていきましょう。 一番左側の試験管は、各定性試験の呈色試薬です。 色の変化などの参考にしてください。 左から2番目の試験管から1番、2番、3番・・・の番号順になります。   まずは、アントロン試験の結果です。 糖であれば反応します。 2番の試験管は反応がないようです。   ベネディクト試験です。 還元性であれば反応します。 3、4、6、7番が濁っているので、沈殿があるようですね。   バールフェズ試験です。 単糖類であれば反応します。 ベネディクト試験と同様に3、6、7番が少し濁っているのがわかりますか。 3、6、7番に沈殿があります。   セリワノフ試験です。 ケトースであれば反応します。 5、7番が赤色になっています。 色の濃さに注意です。   ビアル試験です。 ペントースであれば反応します。 6番の試験管が緑青色に変化しています。   最後にヨウ素デンプン反応です。 デンプンと反応して青紫色になります。   定性試験の結果を一覧表にしてみました。 定性試験の特定の反応があった試験管は〇にしました。 セリワノフ試験で5番と7番に反応が出ていますので、他の定性試験も参考にして判断をしてみてください。 色の濃さが違うので、薄い試験管(5番)を△にしました。   では、結果発表です。 1番:デンプン、2番:水、3番:グルコース、4番:マルトース、 5番:ショ糖、6番:キシロース、7番:フルクトースになります。   2年生も無事に同定できました。 みなさん、お疲れ様でした。   ↓↓クリックお願いします