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バイオ通信No.1808「香辛料の抗菌効果 その2」

2年生の食品衛生学実習で香辛料の抗菌効果を調べました。 平板培地へ大腸菌、ブドウ球菌を塗り広げて香辛料とともに培養しました。   調べた香辛料はこちらです。   培養後のシャーレを観察します。 香辛料は入れずに菌だけを培養すると、菌が培地一面に増殖しているのが見られます。   粉からしの結果は。。。 塗り広げたからしがよく見えています。 大腸菌、ブドウ球菌ともに増殖が抑えられたようです。   わさびは粉わさびとチューブわさびについて行いました。 こちらも、両方の菌について増殖が抑えられました。   しょうがが生しょうがとチューブの2つです。 しょうがはからし、わさびに比べて透明感がありません。 ブドウ球菌(S)は全く増殖が抑えられていません。 大腸菌(E)は少し増殖が抑えられました。   生ニンニクについてはどちらの菌も増殖が抑えられました。 阻止円が見られます。。   今回、粉からし、わさび、ニンニクは大腸菌、ブドウ球菌両方に抗菌効果があり、 しょうがはブドウ球菌には抗菌効果は見られず、大腸菌の抗菌効果も強くはないという結果になりました。   ニンニクにはアリシン、生姜にはショウガオール、からし・わさびにはアリルイソチオシアネートという成分が含まれており、抗菌作用をもたらしています。 抗菌効果が十分に発揮できる条件がそれぞれにあると思いますのであしからず。   この実習後、ふ卵器は素晴らしいにおいになりました。   ↓↓クリックお願いします