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バイオ通信No.1771「手形培地を使った手洗い(消毒)効果の判定」

みなさん、こんにちは。   今日は、1年生の微生物学実習の模様をお伝えします。   先日作製した手形培地を使って、手洗い(消毒)の効果を見ました。 手洗い前の手で手形培地に「ペタン」、洗浄剤を使って手洗いまたは手洗い後に消毒薬で手指消毒した後に「ペタン」。   37℃で一晩培養後の写真がこれです。 写真左が手洗い前、右が手洗い→消毒後の培養結果です。   見づらいですが、手洗い前は大きなコロニー(菌の集落)と細かいコロニーが多数見られますが、消毒後はほとんど見られなくなりました。   こんなケースもありました。 写真左が手洗い前、右が洗浄剤で手洗い後の培養結果です。   手洗い後の方が、コロニーがたくさん見られます。 さて、これはなぜでしょう? これは、手洗いが下手だからという訳ではありません。 ふつうに起こりうることです。 ???がいっぱいになりそうですが、いかがでしょう?   これは、消毒薬で消毒していないケースです。 手洗い時に一生懸命に手洗いしたため、指紋の溝に存在していた 微生物が浮き出てきたのです。 こんなこともあるのです。   手洗い、消毒は奥が深いですね。   ↓↓クリックお願いします