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バイオ通信No.1746「生化学実習~糖の定性試験」

みなさん、こんにちは。 今回の生化学実習は、糖の定性試験です。   それでは、早速、定性試験で使用する、反応試薬です。   今回、定性する糖溶液は、キシロース、グルコース、フルクトース、ショ糖、マルトース、デンプンの6種類と水の合計7種類です。 糖の性質を利用して、定性をしていきます。 それでは、それぞれの反応結果をご覧ください。   しかし、残念ですが、系列が違うのでブログで定性ができません。 次回は、ブログでも定性できるように写真を撮りたいと思います。すみません。   まずは、アントロン試験です。糖であれば反応します。   次は、バールフェズ試験とベネディクト試験とセリワノフ反応です。 この3つの反応は、沸騰水浴中で行います。   バールフェズ試験(単糖であれば赤色沈殿)の結果です。   ベネディクト試験(還元糖であれば赤色沈殿)の結果です。   セリワノフ反応(ケトースであれば赤色)です。   2つ赤色になっています。 ショ糖はケトース(フルクトース)を含みますので、擬陽性を示します。   次にビアル試験(ペントースであれば青緑色)です。   この反応は、色の変化(黄色→緑色→青緑色の順に変化)がありますので、ちょっと楽しい反応です。   最後に、有名なヨウ素-デンプン反応(デンプンであれば紫色)です。 ちょっと薄くてわかりづらいですが、右から2番目が紫色に変化しています。   7種類の溶液に対して、6種類の定性試験を行いました。 全員、無事に糖の性質を理解するとともに、定性ができました。 生化学実習もこの実習で最後です。   次は、実技試験です。 バイオコース2年生のみなさん、しっかり頑張ってくださいね。   ↓↓クリックお願いします