バイオ通信No.1738「生化学実習ーゲルろ過法2」 2017.07.12 バイオコース 授業 みんさん、こんにちは。 前回、ゲルろ過法で分離をするところまで、ご紹介しました。 今回は、分離した結果のご紹介です。 1mlずつ分取したサンプルを、2つに分け、溶出位置の確認とヨウ素デンプン反応を行いました。 まずは、溶出位置の確認からです。 蒸留水を加えていますので、ちょっとわかりづらいですが、色の違いがわかりますか? ブルーデキストラン(青色)、チトクロームC(赤茶色)、DNP-アラニン(黄色)に分離されています。 分画された溶液の吸光度を測定して、溶出位置の確認を行いました。 さらに、ヨウ素デンプン反応を行いました。 結果はこちら! 唾液アミラーゼが存在すると、デンプンが分解されて、ヨウ素デンプン反応(青紫色)が起こりません。 ちょっとわかりづらいですが、青紫色になっていない部分に唾液アミラーゼが存在します。 この測定結果をもとに、データをまとめ、唾液アミラーゼの分子量を推定しました。 今回は、特に1mlの分取は大変だったと思います。手動だったので・・・。 吸光度の測定も、本数が多く、さらにグラフの作成と大変だった思います。 そのせいか、お疲れモードで結果のまとめをしていました。 2年生のみなさん、お疲れさまでした。 ↓↓クリックお願いします