バイオ通信No.1737「生化学実習ーゲルろ過法1」 2017.07.06 バイオコース 授業 みなさん、こんにちは。 今回の生化学実習は、ゲルろ過法で唾液アミラーゼの分子量を推定しました。 ゲルろ過法は、分子量の大きさ(分子ふるい効果)を利用してタンパク質などを分離するクロマトグラフィーです。 それでは、実習の様子をご覧ください。 まずは、カラムにゲルを詰める作業からです。詰めすぎず詰めたりずで慎重に詰めていきます。 今回は、25cmの高さまで、ゲルと詰めました。 次にサンプルの塗布です。ゲル面に慎重にのせます。 そして、サンプリングの開始です。今回は、1mlずつ分取します。 しかも、フラクションコレクターは使わず、すべて手動で行いました。 2年生のみんな、頑張れ!!! ↓↓クリックお願いします 分離の開始です。 今回使用した標準液は、ブルーデキストラン(青色)、卵白アルブミン(無色)、チトクロームC(赤茶色)、DNP-アラニン(黄色)の4種類です。 徐々に物質が分離されてきました。下から青色→赤茶色→黄色の順がわかりますか? 青色が溶出したようです。さらに、赤茶色が溶出しました。 そして、最後の黄色も溶出しました。 今回は、すべて手動だったので、実習中の様子は・・・。 サンプルが唾液ということもあり、静かな実習でした。 分離後の結果は、次回、ご紹介します。