バイオ通信No.1735「生化学実習-卵白アルブミンの分離」 2017.07.03 バイオコース 授業 みなさん、こんにちは。 今回の生化学実習は、卵白アルブミンの分離です。 もちろん材料は、「卵」です。 それでは、手順に沿って、見てみましょう。 まずは、卵白と卵黄に分け、卵白をこします。 ろ液に、指示薬を入れ、pHを酸性にします。 これを遠心して、塩析により卵白に含まれるグロブリンを除きます。 上清からさらに塩析により卵白アルブミンを析出させ、遠心を繰り返し、洗浄します。 塩析により、アルブミンもグロブリンも析出しますが、塩濃度によって、析出するタンパク質は異なります。 最後に、最小量の蒸留水に溶かし、透析(脱塩)を行いました。 次回の実習では、分離できた卵白アルブミンの定量を行います。 今回は、ちょっと失敗もありましたが、上手く分離できました。 バイオコース2年生のみなさん、次回も頑張りましょう! ↓↓クリックお願いします