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バイオ通信 No.2983「遺伝子操作学実習・プラスミドの精製」

1年生の遺伝子操作学実習で、ボイル法で調製したプラスミドを精製しました。   フェノール抽出により、プラスミド溶液に含まれている、タンパク質を除去(除タンパク)します。   等量の平衡化中性フェノールをプラスミド溶液へ加えて、攪拌します。   フェノールを加えて混ぜると、乳化しました。   遠心後、3層に分かれます。 上層にプラスミド、中間層に変性したタンパク質、下層にフェノールです。   平衡化中性フェノールには酸化防止剤である、8-ヒドロキシキノリンが入っています。 黄色なので上清と区別しやすくなっています。   しっかりと確認してから。。。   上層の溶液を新しいマイクロチューブへ移します。 中間層、下層を取らないように気を付けて。   移した溶液と等量のフェノール:クロロホルム(1:1)を加え、混和、遠心。   上清を取り、等量のクロロホルムを加えて、混和、遠心。 上清をアルコール沈殿すると、精製したプラスミドが得られます。   左から右へ泳動したサンプル量が多くなっています。 タンパク質が取り除かれキレイになりました。   ↓↓クリックお願いします