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バイオ通信 No.2980「遺伝子操作学実習・プラスミドの調製1」

1年生の遺伝子操作学実習でプラスミドの調製を行いました。   今回はボイル法です。   全培養したプラスミド保有菌をマイクロチューブへ取ります。   遠心して菌体を集めます。   STET、リゾチームを入れて菌体を再浮遊します。 リゾチームは菌体の細胞壁を破壊します。   沸騰水浴中で煮沸(ボイル)します。   遠心すると、菌体の染色体DNAと変性タンパク質が沈殿します。   プラスミドは溶液中の存在します。 沈殿は必要ないので取り除きます。   アルコール沈殿を行うと、核酸は水に溶解していられなくなり、 凝集して沈殿となります。   遠心してプラスミドを回収します。 TEに溶解して、プラスミド溶液の出来上がりです。   ちゃんと調製できたかをアガロースゲル電気泳動で確認します。   矢印の位置で光っているのがプラスミド(DNA)です。 左のレーンはRNAを除去したプラスミド溶液。 右のレーンはRNAを除去していない溶液です。 プラス側に長く伸びて見えるのがRNAです。   バンドが確認できたのでプラスミドが調製出来たようです。   ↓↓クリックお願いします