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バイオ通信 No.2973「モノクローナル抗体の作製・ウエスタンブロッティング2」

2年生の免疫化学実習では、モノクローナル抗体を作製しています。 今回はメンブレンの抗原と、保存していた培養上清(1次抗体)を反応させます。   前日にブロッキングをしたメンブレンを、短冊状に切ります。   パラフィルムを貼った容器へ、メンブレンを並べて反応を行います。 11枚のうち3枚はコントロールとして使います。   ①1次抗体無し、2次抗体有り ②1次抗体無し、2次抗体無し ③1次抗体(陽性)必ず発色するものです。   残りのメンブレンは、保存した溶液(陽性になった培養上清)を1次抗体とします。   ELISAと同様に、 1次抗体→洗浄→2次抗体→基質→発色の反応を、 メンブレン上で行います。   洗浄はチューブに1枚ずつ入れて。。。   基質を入れて発色させます。 乾燥させたら、もとに戻して考察します。   左のメンブレンの結果を見てみると、 サンプル3は陽性コントロールです。 褐色のバンドが1つ見られます。   1つだけ反応しているので、「モノクローナル抗体」です。   サンプル9は褐色のバンドが複数見られるので、「ポリクローナル抗体」です。   もう一度クローニングをする必要があります。 目的のハイブリドーマを得るまでの道のりは遠い。。。   ↓↓クリックお願いします