湘央医学技術専門学校
臨床検査技術学科
湘央生命科学技術専門学校
応用生物科学科
救急救命学科
愛玩動物看護学科
入学案内
学園について
湘央医学技術専門学校
湘央生命科学技術専門学校
応用生物科学科ブログ

応用生物科学科

ブログ

バイオ通信 No.2971「モノクローナル抗体の作製・ELISAとクローニング」

2年生の免疫化学実習でモノクローナル抗体を作製しています。 抗体産生細胞とミエローマ細胞を細胞融合し、HAT培地で培養しました。 選択されたハイブリドーマの培養上清を使ってELISAを行います。 前日に抗原を添加してあるELISAプレートへBSAを入れてブロッキングします。 1時間のブロッキング後、PBSで洗浄します。 クリーンベンチ内で1次抗体(培養上清)を入れていきます。   培養プレートとELISAプレートの番号を対応させて上清を入れます。 96ウエルなので神経を使いますね。   1時間反応後、PBSで洗浄します。 ペルオキシダーゼで標識された2次抗体を入れ1時間反応させます。   PBSで洗浄後、基質を入れると発色してきます。 発色が濃いほど抗体価が高いことになります。 したがって、発色したウエルにいるハイブリドーマが目的の細胞ということです。   目的の細胞が決まったので、限界希釈法によるクローニングを行います。 培地へ96ウエルから細胞をピペッティングして集めます。   細胞浮遊液が出来たら、96ウエル細胞培養用プレートへ2滴づつ滴下していきます。 こうすると、1ウエルに細胞が1~数個の細胞が入ることになります。 上手く培養できますように。   ↓↓クリックお願いします