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バイオ通信 No. 2834「香辛料の抗菌効果 その2」

2年生の食品衛生学実習で、 香辛料の抗菌効果を調べました。   香辛料は生ニンニク、生ショウガ、 粉わさび、粉からしです。   調べる菌は大腸菌、ブドウ球菌です。 平板培地へ塗り広げて培養すると、 培地表面全体に菌が増殖します。   37℃で一晩培養後の結果です。   ブドウ球菌の方は、生ショウガ以外は すべて菌の増殖が抑えられました。   菌が生えないと菌なしのシャーレのように透明に見えます。   大腸菌の方も、 生ショウガには菌が全面に増殖しています。   生ニンニクはニンニクを中心に菌の増殖が抑えられて、 阻止円のようになっています。 粉わさび、粉からしには菌が一切生えていません。   ブドウ球菌、大腸菌共に 粉からし、粉わさびには抗菌効果がありました。   次いで、生ニンニクにも抗菌効果がありました。 (大腸菌で少し菌が残っていますが。。。)   生ショウガについてはブドウ球菌、 大腸菌共に抗菌効果ないことがわかりました。   昔からお餅などの保存にはからし、わさびを 一緒に容器の中へ入れたりしていました。   今回の実験から、 この慣習は正しかったことが証明できました(^^♪   抗菌効果も条件によっては 効果が得られないことがあります。   ↓↓クリックお願いします