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バイオ通信 No.2734「遠心分離しました」

1年生の検査機器総論で 遠心分離機の取り扱い方を行いました。   遠心機は遠心力を利用して液体と液体、 固体と液体などの混合物を分離する(分ける)機器です。   今回は採血した血液を洗浄する操作の一部を行いました。   配布された血液に 生理食塩水(バイオサイエンス実習で作製したもの)を 入れて混和します。   遠心機はサンプルを高速で回転させます。   回転軸にかかる荷重が同じでなければならないので、 バランサーを用いて、遠心管のバランスを取ります。   同じ種類の遠心管を用意して、 蒸留水を加えて同じ重さに調整します。   しっかりとバランスを取らないと大事故につながります。   遠心機のバケットには 中心に対して対称になるようにセットします。   回転数、時間をセットして、遠心開始です。   3000rpm、10分間遠心しました。   遠心管の先端にあるのが沈殿(赤血球)、 その上が上清(生理食塩水)です。   上清をパスツールピペットを用いて静かに取り除きます。   また、生理食塩水を加えて、混和し、遠心。 これを繰り返して赤血球を洗浄します。   遠心機はこれから何度も使用する機器なので、 ちゃんと使えるようにしてくださいね。   ↓↓クリックお願いします