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バイオ通信 No.2615「細胞培養始めました。」

2年生の細胞工学実習では細胞培養を行います。 細胞用の培地を調製しました。   今回はDMEM培地を使用します。 滅菌水に粉末を溶解します。   黄色透明の溶液です。   次に炭酸水素ナトリウム粉末を加えます。 色が変わってきました。。。   全部溶けたら、赤っぽい色に変化しました。 さらに抗生物質と血清を加えます。 ろ過滅菌したら培地の出来上がりです。 コンタミネーションしていないかチェックしてから使用します。   培地にはpH指示薬のフェノールレッドが含まれています。 フェノールレッドは酸性領域(pH6.8以下)では黄色を呈しアルカリ領域(pH8以上)では赤色になります。 DMEM培地は5%炭酸ガス、37℃でpH7.1~7.4になります。   細胞が増えてくると代謝産物によって培地のpHが酸性に傾いて色が黄色に変化します。 培地交換の時期がわかるし、培地のpH変化が目で見てわかるので確認するのに便利です。 たまに、細菌がコンタミネーションしてしまっていても黄色に変わるので注意しましょう。 (そのときは、培地が細菌によって濁ってしまいます。さらに顕微鏡で観察すれば判断できます。)   では、元気な細胞を培養していきましょう!   ↓↓クリックお願いします