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バイオ通信 No.1798「キットを使ったプラスミドの抽出」

1年生の遺伝子操作学実習ではキットを使用してプラスミドの抽出を行いました。 ボイル法やアルカリ法では、1時間ほどかかりますがキットを使うとわずか14分間で!(カタログによると。)   まずは、プラスミドを保有している大腸菌液をとり集菌します。   キットは、番号順に試薬を添加していけばいいので簡単です。   菌を懸濁し、アルカリ溶解、中和します。   試薬に色がついていてきちんと中和できているかが眼で見えます。   青色が消えるまで、マイクロチューブをゆっくりと転倒混和します。   色が消えましたね。   遠心して、変性タンパク質や宿主菌の染色体DNAを沈殿させます。 プラスミドが含まれている上清をキットについていたカラムへ入れます。 カラムの下にはチューブをセットしておきます。   遠心するとカラムへプラスミドは吸着します。   下の濾液はいらないので捨てます。 カラムをエタノール入りの試薬で洗います。 溶出液を入れてカラムからプラスミドを溶出します はい!出来上がり(^o^) アガロースゲル電気泳動して、ちゃんと抽出できたか確認します。   オレンジに光っているのがプラスミドが泳動されたものです。   クッキリとバンドが見えるのでちゃんと抽出出来ているようです。 キットって便利ですね(*^_^*)     ↓↓クリックお願いします