バイオ通信 No.1523「ウエスタンブロット１」

2年生の免疫化学実習で「モノクローナル抗体の作製」を行っています。   目的の抗体を産生するハイブリドーマ（B細胞とミエローマ細胞を細胞融合した細胞）をクローニングした後、ELISA法によってハイブリドーマの産生する抗体をスクリーニングしながら、ウエスタンブロットを行いました。   SDS－ポリアクリルアミド電気泳動により、抗原を分離します。   抗原はIgGと水晶体です。端に分子量マーカーを入れ一緒に泳動します。   ↓↓クリックお願いします   泳動後、ゲル面から抗原をメンブレン（PVDF膜）へ転写します。   ろ紙、ゲル、メンブレン、ろ紙とサンドイッチをつくります。   ブロッティング装置へセットし、電場をかけて転写します。   プラス側、マイナス側を間違えないように。。。   転写後のメンブレンは分子量マーカーと抗原の一部を切り取り、アミドブラック染色します。 残りの抗原が転写されているメンブレンはブロッキング液に１晩浸けます。 きれいに転写されているかな。。