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バイオ通信 No.1458 「オートクレーブ滅菌しました。」

1年生の細胞組織学実習で、MS培地を調製しました。   調製後、高圧蒸気滅菌するためにオートクレーブを使用しました。 150630-1   これから、しょっちゅう使用する機器です。   ↓↓クリックお願いします   まず、電源を入れ、フタを開けて缶体内へ水を入れます。水の量は底板がちょっと浸る程度です。(約3リットル) この水を底にあるヒータで加熱することにより水蒸気を作り出します。 少ないと途中でエラーが出て、加熱が終わってしまいます。   150630-2   回収ボトル(左写真)の水量を確認します。水位は最低水位から最高水位の間にします。 オートクレーブ運転中にはここから高温の水蒸気が排出され、その水蒸気を冷却する役割をしています。 排気バルブ(右写真)を閉めます。少しでも開いていると、加圧状態が保持されません。 150630-3 150630-4   滅菌条件を設定します。今回は、121℃、15分です。。 150630-5   培地の入った滅菌カゴを静かに缶体内へ入れます。 150630-6   ハンドルを持って缶体フタを閉じます。ハンドルを時計回りに回してしっかりと締めます。 150630-7   スタートスイッチを押して滅菌開始です!! オートクレーブの取り扱いで一番注意することは。。。!! 滅菌時間が終了しても、圧力が0kPaで、温度が97℃以下になるまでは決して缶体フタを開けないこと!です。 オートクレーブがピッピとなってお知らせしてくれるまで開けてはダメダメです(>_<)   150630-8 圧力が残っていると被滅菌物や蒸気が吹き出して、重傷事故の原因になります。   ここだけは、忘れないでね!