mizuです。
2年生は専門分野の学びがスタート
こちらは「病理組織細胞学実習」で標本を作る
ミクロトームの扱いについてレクチャーを受けているところ。
パラフィン(ろう)で固めた組織をミクロトームにつけた鋭い刃で薄くスライスします。
大工さんが木材に鉋(かんな)をかけるのに似ている作業です
検査に適した標本を作製するためのポイントは多々あり、いつになく集中している様子でした。
適した標本を作るのが目的ですが、心配事は
「ケガをしないこと」
ミクロトームの刃はとても鋭利で触れただけで簡単に切り傷を作ります。
縫合が必要になるくらい深刻な状況になることも。
少しでもリスクを軽減するため手袋をつけて作業してもらいましたが
子供に初めて包丁を持たせたときのような気持になります。
とりあえず、無事に怪我無く実習を終えましたが、緊張感を忘れずに今後も取り扱ってくださいね。
こうやって、知らなかったこと、出来なかったことが
知っていること、出来ることに変わっていくのだなとしみじみ思う日でした。