髙橋です。
湘央学園のある神奈川県綾瀬市はすっかり夏!
最高気温も27℃近くまであがりました。
そんな汗をかくほど暑い中、臨床検査技術学科2年生は臨床微生物学実習。
本日から3日間かけて食中毒の原因などでも知られる「腸内細菌」の鑑別・同定を行います。
初日はまず検査を行う菌を増やすための「培養操作」から。
↓本日の腸内細菌の培養操作に使ったカラフルな培地たち(3年生はなんの培地かわかるかな?)
これらの培地に菌を植えて、一晩かけて増やします。
腸内細菌は種類も多く、その鑑別には様々な培地や検査を用います。
明日、検査対象の菌の性格や好みを調べるために、本日増やした菌をまた別の培地へ。
↓今日みなさんが作った試験管に入った培地たち
微生物の検査は、培地の中への調べたい菌以外の混入を防がなければなりませんので、空気の循環を防ぐ必要があり、エアコンを止めて作業を行います。
そのため、夏の微生物検査の実習は室内が熱気むんむんです。
適度に水分補給など休憩をとって、万全の状態で実習に臨みましょう。