湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

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臨床化学実習・臨床酵素

Wです。

疾患臓器や細胞傷害の指標として測定される血清酵素を

『臨床酵素』といいます。

 

実習では●酵素反応速度測定装置[ 恒温セルを有する分光光度計に

レコーダーを接続して吸光度変化を反応開始0分から記録≒初速度分析 ]

を用いてALP(アルカリホスファターゼ)の反応速度を測定しました。

4-ニトロフェニルリン酸を基質とする方法で

生成物の4-ニトロフェノールの生成初速度(ΔAbs405/min)と

モル吸光係数εからALPの反応速度[U/L]を計算しました。

*酵素濃度が2倍になると反応速度(直線の傾き,ΔAbs405/min)が2倍になります。

測定結果を●グラフに示すと

反応初速度V(≒Vmax)と酵素濃度[E]は比例しました。

結論として

0次反応条件([S]≫Km)下では

酵素の反応初速度V(≒Vmax)を測定することにより

酵素濃度[E]の定量ができることを確認しました。

 

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実習続き

Iです。

今日は朝から暑く

歩いてると汗が...なんてことも

 

今日も2年生は実習day

昨日と今日で実習続きでお疲れの様子

それでも頑張って取り組んでます!

今日は臨床化学実習です。

正確なデータを出すためやり直しをしているグループも

学生さんは疲れが出てきている様子ですが

あと少し頑張っていきましょう!

 

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美化活動

hiraiです♬

 

昨日から前線を伴った低気圧の影響で突然急な雨が降ったり、

夜半にかけてはまるで台風のような強い風も吹き荒れ、

地域によっては電車が不通になったり、停電になったりと

帰宅の足にもかなり影響がでたようです。

 

一転、今朝は雨もすっかり止み、午後からは晴れ間がでるようです。

意外と涼しい北風が心地よく、本日の美化当番の教員と学生は

きっと気分よく業務遂行できたのでは?

美化活動の趣旨・目的は『奉仕の精神の醸成と地域への貢献です』

授業前の僅か20分ほどですが、学生との会話の中で

意外な一面を知る機会でもあります。

 

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前期も半分終了

Uchiです。

 

5月も残すは数日、五月病も終わりという所でしょうか。

1年生もすっかり学園に馴染んだことでしょう。

ぽつぽつと遅刻、欠席が目立つように・・・。

 

2年生は真面目に出席、3年生も日々無事?に病院実習に励んでいるようです。

今日は昨晩から引き続き雨模様、時々激しい雨が降っています。

最近の傾向では月~水曜日に降水確率が高いようです。

九州地方では線状降水帯の影響で局地的豪雨の影響が出ているみたいです。

 

「線状降水帯」「ゲリラ豪雨」、

近年よく聞きます。

どちらも似たように激しい豪雨に見舞われますが、

豪雨の地位が広いか狭いかの違いがあるようです。

どちらにしても、あまり好ましくはありませんね。

雨が降らないのも困りますが・・・。

 

いずれにしても温度変化や湿気の影響で体調を崩しやすい時期、

皆さん体調管理には気を付けましょう。

私のように油断しないように。

ちなみに私は先日、日中暖かかったので半袖で外出、

夜はめっちゃ寒く風邪をひきました。

春先の花粉時期のように鼻水が止まりません。

油断大敵です、気を付けましょう。

 

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検査以外のお仕事

髙橋です

 

皆さんは臨床検査技師は検査だけではなく「検査を目的とした検体の採取」が

行えることはご存じでしょうか?

 

臨床検査技師が行うことができる検体採取として、「採血行為」は有名ですが、それ以外にも

・スワブ(綿棒)を用いた肛門部からの便の直接採取

・鼻腔、鼻咽頭、咽頭拭い液、鼻腔吸引液等の採取

を行うことができます。

 

ということで、2年生の「臨床微生物学実習」で

鼻腔、肛門部からの綿棒を用いた検体採取の実習を行いました!

 

どちらも採取用モデルを使用

 

特に鼻腔からの検体採取は、インフルエンザやコロナの際に行われるものと同じで

当時の苦しみ(?)を思い出しながらやっていた学生さんもいました。

 

苦しくなくスムーズな検体採取も臨床検査技師のスキルです。

手順や知識をしっかりと復習しましょうね。

 

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超音波の基礎

IHです。

画像検査学、超音波基礎編です。基礎は興味を持ちずらく覚えにくい所です。

 

なるべく優しく説明しなくては、音波だから波、海の波は横波、超音波は縦波だよ、やまびこは知ってる?

ヤッホーって言ってから何秒掛かって帰って来ているかな?

 

音速が340m/sだから340にかかった時間を掛けて2で÷と距離がでるよ。雷がピカっとしてから3秒ならば1kmくらいの所で起こっているんだよ。

魚群探知機も同じで水の音速が1480m/s海底から何メートル所に魚が居るのが分かるよ。

音の周波数は山と谷で1Hzでも医療用はMHz(メガヘルツ)10の6乗です。数字が大きくなって計算が大変か。

 

 

心臓、肝臓は、みんなが興味を持ちやすいのですが、来週は超音波の基礎の小テストを行います。

みんな頑張れ!

 

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1年生の一般検査学実習

Mです。

 

一般検査学実習の実習風景になります。

一般検査は血液以外の検体(尿や便等)を用いる検査になります。

 

1枚目の写真は、尿にタンパク質が出ているかを調べる煮沸法を行っている写真です。

尿にタンパクが含まれていれば、熱変性を起こし固まって下に沈んで見えます。

 

2枚目の写真をみてみると、左の尿は煮沸法を行う前の尿(対象)

右は煮沸法を行った後の尿になります。

この場合、凝固して下に沈殿しているので尿にタンパク質が含まれていることがわかります。

 

現在は、試験紙を用いて尿検査を行うのが主流になってきていますが、

このようにして測定することもできます。

実際に手を動かし学べる実習になるので頭に入りやすいですよね!!

 

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ミクロの世界

mizuです。

 

学校生活にも慣れてきた1年生

こちらは顕微鏡を取り扱う様子。

顕微鏡を扱うのは中学生以来なんて学生もちらほらと

 

久しぶりに覗いたミクロの世界はいかがでしたか?

 

赤い色の血液を拡大していくと

肉眼では見えなかった血球がいっぱい見えましたね

ちなみに真ん中あたりにある透明な細胞が白血球で

直径が10μmくらい(1mmの1/100)

 

周囲にたくさんあるのが赤血球で

直径が7~8μmくらい

 

光学顕微鏡では1~2μmくらいまでが観察の限界で

大腸菌くらいのサイズ

 

大きさの感覚を身につけてほしいな

 

検査において顕微鏡はまさに商売道具

活用しつつも大切に扱いましょう

 

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新しく投影機が入りました♪

mizuです

 

検査に欠かせないアイテムの1つが顕微鏡

その使い方はもちろん、観察した細胞等が何か?が分からないといけない

そのために多くの標本を観察しています

 

皆んなで同じものを見るディスカッション顕微鏡も現役で活躍中ですが、

 

先日、顕微鏡で見る像を画面やプロジェクターに映す投影機を購入しました♪

手前にある顕微鏡(ディスプレイの左側)で見ているものを

ディスプレイやプロジェクターに映すことで

全員で同時に見ることができます

 

もちろん,顕微鏡で直接見るのが1番キレイですが

見ているものを

あーでもない、こーでもないと

皆んなでワイワイしたい

 

生理解剖学実習

病理組織細胞学実習

臨床血液学実習などで利用する予定

学生の皆さんお楽しみに~☆

 

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検査学【実習】の小テスト

Wです。

前期授業開始から6週間が経ちました。

 

さて、先週土曜日には「父母の会総会」に併せて「授業参観(公開授業)」が実施されました。

通常授業は90分・2コマ連続でおこなうところ1時間だけですので

臨床化学実習の小テスト[血糖]を返却して復習の時間(解答解説)に当てました。

 

臨床化学(≒生化学検査学)は主に血液化学成分<糖質・タンパク質・酵素・脂質・

無機質・ホルモンなど>の測定法と臨床診断的意義を学ぶ科目です。

測定原理(酵素反応式)や計算(検量線の希釈系列など)もあり、

勉強不足の学生はほとんど白紙、適当なことが書けないのです。

実習講義→実習→測定結果の解説→レポート提出を経ての結果(小テスト)

ですからそれでは困るのです。

 

物事は『始めが大事』です。

小テストの点数、レポートの評価に不足があればその都度補填しましょう。

毎回、新しいことを履修しますから。

前期試験を突破しないと楽しい夏休みは来ませんし、

不合格・再試験科目が多いと夏休みは半減してしまいますよ。

 

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