湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

2023年7月5日アーカイブ

2年臨床化学実習・臨床酵素

Wです。

 

疾患との関係で測定される血清酵素を『臨床酵素』といい、

疾患部位や細胞傷害の程度の指標となります。

 

酵素はタンパク質からなる生体内触媒ですが

タンパク質量としては微量なので活性(≒反応速度)を利用して測定します。

 

実習では酵素液[異常高値のコントロール血清を段階的に希釈]の

反応初速度V(≒Vmax)と酵素濃度[E]が比例することから

●0次反応条件([S]≫Km)下では

V(≒Vmax)を測定することにより[E]の定量ができることを確認しました。

 

写真の酵素反応速度測定装置[恒温セルを有する分光光度計に

レコーダーを接続して吸光度変化を反応開始0分から連続的に記録

≒初速度分析法]を用いてALP(アルカリホスファターゼ)の反応速度[U/L]を

4-ニトロフェニルリン酸を基質とする方法で4-ニトロフェノールの

生成速度(ΔAbs405/min)から計算しました。

 

酵素の反応速度は測定条件により大きく変動するため

実際は酵素項目も標準化の流れにより

●JSCC(日本臨床化学会)標準化対応法と検量用酵素標準物質により

JSCC常用基準法の測定値に換算(正しく伝達)されています。

 

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