mizuです。
前期授業終了まであと2週間を切りました。
=前期本試験開始まであと2週間しかない(もある?)。
学生の皆さんは日々の授業・実習を理解するのでもうパンク寸前か?
と、思います。
そんな中、(自称)検査マニアな私は何かおもしろいことないかな~と、
日々の実習で不思議な事を探しています。
実習を面白くするために(考察してもらうために)作る検体もその一つ。
先日、「赤血球浸透圧抵抗試験」という実習をしましたが、異常を示す検体も検査してもらいました。
この異常を示す検体、実は私の血液。
本来、異常ではないのですが(きっと)、ちょっとした工夫で「球状赤血球」と同じ結果になるように調整しました。
*レポート提出前にネタばらししてしまった。実習した人にしか分からない単語でごめんなさい。
この工夫はH先生の知識と経験がつまっています。
この検体を作っている際に不思議な現象を他にも見つけて、H先生となんだろう??
と、盛り上がっていたのです。解明したいテーマが一つ見つかりました。
身近な事でも不思議がいっぱい。その理由を探すのはワクワクします。
日頃手に取る加工食品の表示も面白い。
そこには、医学の知識や検査に関わる問題も潜んでいたりする。
有名ですが、はちみつの
「取り扱い上の注意」に書いてある
「一歳未満の乳児には与えないでください。」の表示。
これは乳児ボツリヌス症防止の為ですよね。
知らなかったら調べてみましょう。
他にも飲み物に入っている酸化防止剤のアスコルビン酸は尿検査では判定を誤らせる可能性があり。
薬局もワンダーランド。
OTC検査薬って何だろう。って調べても面白い。
まだまだそんな余裕はないと思いますが、
「好奇心」は学びの栄養剤。
楽しんで勉強して欲しいと、願う今日この頃でした。