湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

2018年 7月アーカイブ

最新の臨床微生物検査

Sです。

 

今日は臨床微生物検査における最新技術についてお話したいと思います。

 

質量分析法による同定

マトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間型質量分析計(MALDI - TOF MS)と呼ばれる機器による同定が近年注目されています。

あまり聞き慣れない人もいるかと思いますが、質量分析計というのは2002年に島津製作所の田中耕一氏がノーベル化学賞を受賞した技術を用いて開発されたものです。

そして、これを応用して作られたのがMALDI-TOF MSです。

 

通常菌種の同定は検体より分離培養を行い、そこから得られたコロニーに対して、様々な検査を行うことにより同定を行っています。このため、菌種が同定されるまでに2~3日は必要となってきます。

これに対しMALDI-TOF MSでは、検体より分離培養したコロニーを用いておよそ10分程度で菌種の同定が完了するため、1日で菌種の同定が可能になってきます。さらに血液培養ボトルに至ってはボトルから直接質量分析を行うことも可能であり、これにより菌種同定にかかる時間が大幅に縮小されます。これにより緊急を要する敗血症患者などに対しては、早期に適切な抗菌薬を投与することができるため非常に有用な方法・装置なのです。

 

ですが、1台3,000~3,500万円程度と非常に高価な分析装置であり、簡単に導入できる物ではありません。

しかし、2018年4月にMALDI-TOF MSで同定を行った場合、保険点数40点の加算が認められたため、今後の普及の後押しとなれば良いのですが。

 

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Wカップ、日本敗退

内田です。

 

本日早朝、ロシアWカップ決勝リーグにおいて、日本VSベルギー戦が行われた。

結果はご承知のように2-3で、日本の惜敗(?)。

 

この試合の観戦で、今日は寝不足の方も多いことだろう。

かく言う私もその一人である。

 

前半は0-0で折り返し、どうなるかと思われた後半開始数分後、原口のゴールで日本が先制。

その後さらに、乾の追加点。「もしや?」「いや、このまま終わることはない」双方の気持ちが行ったり来たり。

 

その後、ベルトンゲン、フェライニの両名にゴールを割られ同点に。

またもや、「やはり」という気持ちと「ここから、ここから」という気持ちが行ったり来たり。

 

期待を打ち消されたのは、アディショナルタイム突入後、カウンターからのシャドリのゴール。

残念ながら、この時点でベスト8進出の希望がたたれた。

通常なら「残念だった」の感想で終わるのだが、ネットの記事を見て、別の感動が。

 

ベルギー戦終了直後の日本チームロッカー室の事がメディアの評価に上がっていると。

 

内容は、敗戦直後にもかかわらず、チーム撤収後はきれいにかたづけられており、ロシア語で「ありがとう」のメッセージも置いてあったという。

この光景を目の当たりにしたFIFAのディレクターがネットに投稿したようだ。

日本人サポーターのスタジアムでのゴミ拾い行為と併せて、試合には負けたが「真の勇者である」と絶賛したらしい。

 

予選リーグ最終戦では何かと物議を醸した西野ジャパンではあるが、健闘を称えたい。

 

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就活準備を!

(新種の八福神)

 

(庭でも咲いている幸福の木)

 

(一般的なサフィニア)

 

Uです。

我が家の庭で、今咲き誇っている花です。

 

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世界にたった一つしか無い花(昔どこかで聴いた歌の歌詞ではないけれど?)として、誇れる花に開花するために、就活頑張りましょう。

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