湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

  • Entry Date
  • 2014.4.22

薄切!

髙橋です。2014ThsApr.gif

 

2年生初めての病理組織細胞学実習では、検査に使う標本を作るための「薄切」という操作を行いました。

 

薄切とは、

「パラフィン」と呼ばれるロウで固めた臓器を「ミクロトーム」と呼ばれる器具を使って、うすーーーーーーーーくスライスする操作。

 

その薄さなんと3μm!!(1μm=1/1000mm)

ちなみに、***ラップの厚さは11μmです。

 

↓↓クリックお願いします

まずは、先生のデモによるミクロトームの使い方。

pict-DCIM0153.jpg

 

見ている学生からは案外簡単そうですね!との声も聞こえましたが......

 

実はこの薄切操作、病理検査の基礎にして、とってもコツのいる操作なんです。

(慣れないととってもむずかしい)

 

pict-DCIM0156.jpg

みんな必死にやってますがなかなかうまくいかず。

 

今回は薄切の練習でしたが、次回はみなさんが実際に観察するための標本作りです。

病理検査の基礎となる薄切操作、しっかりと覚えましょう。

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