髙橋です。
2年生初めての病理組織細胞学実習では、検査に使う標本を作るための「薄切」という操作を行いました。
薄切とは、
「パラフィン」と呼ばれるロウで固めた臓器を「ミクロトーム」と呼ばれる器具を使って、うすーーーーーーーーくスライスする操作。
その薄さなんと3μm!!(1μm=1/1000mm)
ちなみに、***ラップの厚さは11μmです。
まずは、先生のデモによるミクロトームの使い方。
見ている学生からは案外簡単そうですね!との声も聞こえましたが......
実はこの薄切操作、病理検査の基礎にして、とってもコツのいる操作なんです。
(慣れないととってもむずかしい)
みんな必死にやってますがなかなかうまくいかず。
今回は薄切の練習でしたが、次回はみなさんが実際に観察するための標本作りです。
病理検査の基礎となる薄切操作、しっかりと覚えましょう。