7月に入り、梅雨らしい日々が続くようになりました。
梅雨時の実習は、暑さに加え湿気にも耐えなければなりません。
これは、1年生の微生物学実習での一コマです。これから選択培地を作成して、菌を培養しますが、実際の操作に移る前に、まずは先生の説明を聞き取ります。
この段階ではエアコンのおかげで、みんな白衣を着ていても涼しい顔ですね。
微生物を扱う場面では、エアコンを切った状態で、ガスバーナーの炎のそばでの無菌操作が基本なので、まさに暑さとの戦いとなる苦行が待ち構えています。
1年生にとっては、今回が2回目の無菌操作ですが、さて、どんな様子でしょうか?
みんな、苦行中とは思えない集中ぶりですね。
白金耳の扱いもなかなかのものでした。
今日の実習は、それぞれが菌を植えた培地を、37℃の恒温槽に入れて一晩培養するところまで。
どんな風に菌達が育ったかは、次回のblogでご紹介します。