6月も半ばを過ぎました。
この時期は、降っても照っても、ジトジト・ムシムシ。
そんな湿気の多い季節に似合う花と言えば紫陽花。
せめて見た目だけでも爽やかに過ごしたいものですが、現実は中々そうはいきません。
じっとして何もしなくても暑いのに、微生物を扱う実習では、エアコンを切ってガスバーナーをつけるという苦行が暑さに追い打ちをかけます。
3年生は、実習病院で検査のプロから実践教育を受けているのですから、間違っても「暑い!」などと口走る余裕はないでしょう。
2年生はこれまでの経験から、多少は慣れた(というか、諦めた?)かもしれませんね。
心配なのは1年生です。
何しろ、1年生はガスバーナーの扱いも不慣れなくらいで、無菌操作初体験ですからね。
初めての実習では、とりわけ最初が肝心です。
実習講義をして、デモを見せて、さらに一人一人の操作をチェックします。
涼やかな表情で無菌操作の説明をしているのは、みんなの先輩T先生。
自分は暑くても、周囲に涼しさを振りまけるくらい、1年生も成長して下さいね。
楽しみにしていますよ。