湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

  • Entry Date
  • 2012.7.30

果汁〇%

takanoです。JulTkn.gif

 

臨床検査技術学科の学生さんは今まさに試験まっただ中です。(3年生は病院実習ですが)

前々回「髙橋先生」がブログで書きましたように、みんな必死に勉強しています!!・・・たぶん

 

・・・何が言いたいかというと、試験期間中のためブログネタが無いということです・・・

 

そこで、本日はアイスの話です。

ちなみにご家庭では「アイス、アイス」と言ってしまいますが、この「アイス」には種類(分類?)があります。

(白血病でいうFAB分類的な・・・)

 

まず、分類としては・・・

 

↓↓クリックお願いします

1.アイスクリーム

2.アイスミルク

3.ラクトアイス

4.氷菓

 

があります。

ちなみに1.アイスクリーム、2.アイスミルク、3.ラクトアイスの3つは「アイスクリーム類」と言われます。

その分類基準は・・・

 

1.アイスクリーム:含まれている乳固形分15%(w/w)以上で、そのうちの乳脂肪分が8%(w/w)以上のもの

2.アイスミルク:含まれている乳固形分10%(w/w)以上で、そのうちの乳脂肪分が8%(w/w)以上のもの

3.ラクトアイス:含まれている乳固形分3%(w/w)以上のもの(乳脂肪分は問わない)

4.氷菓:糖液もしくはこれに他食品を混和した液体を凍結したもの又は食用氷を粉砕しこれに糖液もしくは他食品を混和し再凍結したもので、凍結状のまま食用に供するもの

 

となっています。(髙橋先生に調べて頂きました・・・)

 

今、教員室の冷凍庫に4.氷菓が常備されています。

(・・・いつもK先生が購入するからです。・・・といっても買いに行くのはtakanoと髙橋先生ですが・・・)

pict-IMG_2423.jpg

(写真のp●picoはラクトアイスです)

 

その為、毎日「氷菓」を食べることができます。(K先生ごちそうさまです。)

 

そして、いつものようにtakanoが「ガ●ガ●君 梨」を食べていたのですが、ふと「果汁2%」の表示が気になりました。

 

2%って少なくない?・・・・そこで考えてみました。

「ガ●ガ●君 梨」の内容量は113mL、その2%ということは・・・2.26mL!!

「ガ●ガ●君 梨」1本の中には2.26mLの梨果汁が入っているのか・・・・・

 

・・・・・あれ1本の中に2.26mLってどうなの・・・・2.26mLっていうとだいたい2mLメスピペット1本分・・・

青色マイクロピペット(100-1000μL)MAXで2回分・・・

意外と入ってる気がします・・・

 

そこで更に気になったtakanoは、「ガ●ン、とみかん」のパッケージを調べてみました。

すると、「果汁・果肉30%」との表示が・・・

 

・・・・・・・・30%!!

 

さっきのは2%だったのにこれは15倍も入っているではありませんか!!

表示を見てみると「ガ●ン、とみかん」の内容量は110mL、その30%なので・・・33mL!!

「ガ●ン、とみかん」1本の中には33mLのみかん果汁・果肉が入っているのですね!!

 

・・・33mLってメスピペットで測り取れないじゃん!!(1回でね・・・)

メスシリンダー使うLevelじゃないですか・・・

ちなみに青色マイクロピペット(100-1000μL)だとMAXで33回分・・・

マイクロピペットで33mLを測りとるとしたら・・・・・そうとうストイックな作業ですね・・・・・

 

・・・・・などと考えながら、「アイス」を食べてみました。

1年生もこんなことを考えながら「アイス」を食べれば、計算ができるようになるかもしれませんよ!!

(一般化学演習の試験は終わってしまいましたが・・・)

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