Wです。
"明日からGW"(4/27のブログ)でも紹介しましたが、その続編です。
神奈川県立21世紀の森で行われた学外オリエンテーションの学習目標は『意見・気持ち』を『言える・聴ける』居場所をつくることでした。
新入生163名を10チームに編成し(1チームは約16名)でグループワークを行いました。
私が見守った4班は17名(臨床検査9名・応用生物4名・救急救命4名/男性10名・女性7名)のチームでした。
ここではグループワーク『蜘蛛の巣』を紹介します。
写真のように、ロープで区画されたパネルの穴をロープに触れずに、反対側へ通り抜けます。ただし、1つの穴は一人しか通過できません。
初めて顔を合わせた3学科、しかも男女の混成チームにとって、身体接触のある活動は遠慮や羞恥心もあり、最初のうちは数人でトライしては失敗の繰り返しでした。
やがて、周
りの人が何が出来るのかを考え、アイデアを声に手に出すように、みんなが変化していきました。
試行錯誤を繰り返して行く中で、仲間の身体を支え、仲間に自分の身体を委ねるようになり、やがて17人全員が協力してクリアすることができました。
制限時間(40分)は7分超過してしまいましたが、達成感はこの上なかったと思います。
『蜘蛛の巣』は4班だけが実施し、活動の難易度も高く感じました。
最初は、これは無理・不可能ではないかと思いましたが、より困難な状況を乗り越える過程で『信じ合う力・支え合う力』が、育まれたと感じられました。