湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

カテゴリ「授業」の記事

まさに師走

Wです。

 

今週は多忙でした。

授業が5日間に12コマ(1年生化学6コマ・2年臨床化学6コマ)もありました。

その合間に冬休み前に学生に返却しなければならない実習レポートを評価(2年臨床化学実習)し、小テスト(2科目・4クラス分)を採点しました。

何とか終わらせることができました。

 

次は、3年生の総合演習中間テスト(12/18実施予定)の解説(臨床化学・検査機器)を作成しないと。

それから冬期補習(12月の模試⑥成績不振者対象)の問題を準備すれば一段落です。

 

それでは解説の続きに取りかかります。

 

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もう少しで冬休み

こんにちは、吉川です。

 

段々と寒くなっていく日々と同時に、皆さんが待ちに待った冬休みが近づいて来ました。

 

2年生は12月16日から1月9日まで、約3週間ほど冬休みがあります。

1年生も始まりと終わりは変わりませんが、この前の台風の振替授業として12月18日は授業(両クラス共に血液学と医用工学実習)があります。

 

3年生は12月18日に総合演習中間試験があります。

その翌日より、国家試験対策演習が始まります。

 

冬休みの予定は考えていますか?

遊んでいい人と、勉強しなければいけない人、アルバイトをする人など色々な人がいると思います。

休みなので好きなことができるとは思いますが、1月29日からは試験(1・2年生は後期本試験、3年生は総合演習本試験)が待っています。

 

この試験は科目や憶えることも多く、この冬休みを上手く使わないと後で後悔することになるかもしれません、、、

そのため、おおまかな計画を立ててこの冬休みを過ごすことをおすすめします。

 

進級がかかっています、頑張りましょう!

 

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一般検査学実習(寄生虫分野)

こんばんは、吉川です。

 

一年生Bクラスは本日、一般検査学(寄生虫分野)の実習を行いました。

内容は、スケソウダラ、サバを解剖し、寄生虫を取り出し、観察するというものです。

主な寄生虫としてアニサキスが見られました。

 

上の細長い寄生虫がアニサキスです。

 

これは顕微鏡で見たアニサキスです。

 

スケッチ・観察をします。

 

そもそもアニサキスは、アニサキス亜科に属する線虫で、成虫はイルカやクジラの胃に寄生しています。

わが国でヒトに感染して症状を発する主な種は3種類あり、Anisakis simpiex、Anisakis physeteris、Pseudoterranova decipiensの3種類です。

 

それぞれ特徴や待機宿主が少し違います。

例えば本日観察したスケソウダラにはPseudoterranova decipiens(Pseudoterranova A型)が待機宿主としてあげられます。

Anisakis simpiexはサバから感染するアニサキス症としての症例が多いそうです。

 

ちなみにアニサキスは、幼虫は高温に弱く60°数分で死に、低温の場合は-20°にすると数時間で死亡します。

これを守れば、アニサキスの感染を防ぐことが出来るかもしれません。

 

特に、過去に一度感染して感作されているヒトは、再感染によって強い即時型過敏反応を起こし、消化管の痙攣と滲出炎による浮腫、肥厚、狭窄などを起こし劇症型となります。

気をつけて下さい。

 

※解剖し、観察が終わった魚たちは鍋にしてみんなで美味しく頂きました。

 

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臨床化学実習・ドライケム

Wです。

 

富士ドライケム7000・生化学自動分析装置(富士フイルム株式会社)を用いて、Na・K・Cl/AST/CREについて同一検体(コントロール血清)を班の員数分測定して、同時再現性(同じ検体を繰り返し測定したときのばらつきの程度)を比較しました。

結果はCV(変動係数)1.0%以下で良好でした。

 

 

<ドライケミストリーとは>
特定の化学反応を起こす試薬が乾燥状態で用意されていて、そこに液体状の試料が添加されると試料中の水分により化学反応が進行するような検査法のこと。

 

写真フィルムの製造で培った独自技術が2種類のスライド(多層フィルムの構成)に応用されています。

①比色法スライド:酵素(AST)は反応初速度法で、一般化学(CRE)は比色終点法で、ただしスライドは光を透過しないので比色は反射測光で行うもの。

②電極法スライド:イオン選択フィルム電極を用いて電気的に検出するもの。

 

POCT(臨床現場即時検査)すなわち外来診察室や病室ベッドサイド、手術室あるいは救急や災害の医療現場などで行われる検査に、スピーディで効率的な検査環境を実現しています。

 

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生理機能検査

hiraiです♫

 

2年生、後期の生理機能検査学実習では

①画像検査     :超音波検査(腹部/体表/心臓)

➁呼吸器系検査   :呼吸機能検査

③神経・筋機能検査 :脳波検査、筋電図検査

④感覚機能検査   :平衡機能検査

を実施しています。

 

私が担当している脳波検査以外は、現場で活躍されている外来講師の先生方によるものです。

 

生理機能検査は単に機器を用いて測定する検査ではありません。

検者の知識・技量が検査結果に影響します。

医療安全に関する知識、更には患者さんやその家族とのコミュニケーションもとれなければいけません。

 

学内の実習ではどうしてもレポート提出に必死になる学生さんが多いのですが

是非、実習を通してそういったことも意識して臨んで欲しいと思います。

 

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神奈川県医学検査学会

こんばんわ。

吉川です。

 

来週の日曜日(11月19日)に2年生は神奈川県立保健福祉大学で行われる、神奈川県医学検査学会に参加します。

主催は一般社団法人神奈川県臨床検査技師会で、病態解析演習の授業の一環として全員参加となります。

 

学会のテーマは「技師の本文、次への一歩」で、学生としては臨床検査技師の実際、学会とはどういうものか等を学びに行きます。

一般演題、ランチョンセミナー、シンポジウム等が有り、自分の好きな講演を聴くことが出来ます。

将来就きたい検査室の課目や、気になる講演を聴いてみるといいかもしれません。

因みに私は微生物検査と血液検査が好きなので、その一般演題とシンポジウムに参加させて頂く予定です。

 

課題レポートも有りますのでしっかり聴講し、他の人の迷惑になったりマナーの無い行動がないように参加しましょう。

会場は横須賀なので家から遠い学生さんもいるとは思いますが、遅刻の無いよう、事故などに気をつけて来て下さい。

 

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台風21号

こんにちは。

吉川です。

 

昨日は台風21号の影響で休校となりました。

明け方が特に酷く台風が去ると木や草が散乱し、自分の家の周辺の畑は、泥のプール状態になっていました。

ちなみに、昨日の分の代わりの授業は、2~3年生は10/28(土)に、1年生は12/18(月)に振替となります。

 

この頃は季節の変わり目で風邪を引く人が多く、自分も昨日から風邪を引いてしまいました。

意識が朦朧とし、作業に集中できなく困っております、、、

皆さんも体調管理をきちんとし風邪を引かないように気をつけましょう!

 

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学園祭も終わり・・・臨床検査技師国家試験まで4ヶ月と少し

髙橋です。

 

湘央祭も終わり、今週から学校はすっかり通常営業モード。

 

3年生は今週末に2回目の全国模試があり、今月末から後期本試験が始まります。

国家試験までまだまだ先と思っている人もいるかもしれませんが、試験予定日まであと4ヶ月と少し、週に換算すると19週ほど。

 

国家試験の出題科目は10科目あるので、1科目の勉強できる時間は2週間ない程度(?)

残された時間が少ないことがおわかりいただけるでしょうか。

 

夏の陽気が続くのも今日までとのこと。

天気予報では明日から1週間、東京・神奈川は雨の予報です。

気温もぐっと下がるようなので、体調管理には十分注意してください。

 

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学ぶ姿勢に「積極性」を!

Uです。

 

臨地実習指導者連絡会議が9月30日(土)に開催され、教員も全員参加して臨地実習で指導して頂いた先生方との意見交換が行われました。

その中で特に本学の学生さんの特徴として、とても真面目ではあるが積極性に欠けるとの指摘を頂きました。

 

日本人は積極性や自己主張に欠けていると世界的に見られていますが、現在では企業でも「積極性」が一番に求められています。

「積極性は成功をもたらす」とも言われています。

 

是非皆さんに、この「積極性」を在学中に身に付けてほしいと思います。

まず、「受け身の姿勢を改め、目標を立てて、思い立ったらすぐに行動する」習慣を作ることが必要のようです。

学ぶ姿勢にも「積極性」を取り入れていきましょう!

 

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実習レポート(その2)

Wです。

 

本日は後期1回目の臨床化学実習レポート(実習ノート)の提出日でした。

自動分析装置[A&T社製]の実習で、同一検体の多重測定(n=10)を行い、平均・標準偏差・変動係数を計算して測定項目間の同時再現性を比較しました。

 

測定項目と測定原理は次の通りです。

◇Na+・K+・Cl-[イオン選択電極法] <注>左記の+-は上付きと見てください。

◇血糖[GOD・酸素電極法(グルコースセンサー)]

 

また、6種類の検体を用意して(1~6班が1検体ずつ担当して測定)溶血の影響(②)・抗凝固剤の塩の影響(③④)・全血放置の影響(⑤⑥)についても比較しました。

検体① 血清 <対照>

検体② 溶血血清

検体③ 血漿(EDTA-2K)

検体④ 血漿(ヘパリンNa)

検体⑤ 血清(全血一夜冷蔵4℃保存後、血清分離)

検体⑥ 血清(全血一夜室温25℃保存後、血清分離)

 

前期から数えると6通目なのに、未だに測定結果がきちんと報告できない、グラフ化できない、考察がなってない(データを示さない、数値の増減の説明がない)などの理由で評価が不可(A~Cが合格でD~Fは不可)の学生がいます。

提出するだけでは平常点は付きません(不可ならマイナスです)。

赤ペンで添削されたところは修正して下さい。

 

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