湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

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血小板は密になる

mizuです。

 

今回の実習も血小板が主役です。

 

血小板は血管の傷にくっつき(粘着)、

自ら活性化物質を分泌し(放出)、

血小板同士が集まる(凝集)ことで傷口を塞ぎます。

 

このうち最後の「凝集」を観察しました。

A:左  血小板が入っていない血漿(PPPとも言う)で、透明に見える。

B:中央 血小板を含む血漿(PRPとも言う)で、濁って見える。

C:右  PRPに凝集惹起物質を入れた後の血漿で、モヤモヤしたもの見えますか?

 

Bを顕微鏡で見てみると

キラキラしたつぶつぶが血小板で全体に散らばっています。

 

そしてCは・・・

どーんと密に大集合!!

これが血小板血栓です。

 

数分でこの塊ができて止血してくれます。

すごいぞ血小板!

 

でも、不必要に密になると障害物となり、赤血球がぶつかって溶血します。

腸管出血性大腸菌感染後に合併することがある溶血性尿毒症症候群(HUS)はその代表的な疾患です。

*国家試験にもよく出題されました。

 

今の世の中では3密を避けるのが当然ですが、

血小板同士はタイミングよく密になるのがベストです。

 

2年生の皆さんにとって復習できる内容になったかな?

 

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テンパる

Iです。

 

さて、昨日の生化学実習は実技試験でした。

授業でやったばかりの内容だったので大丈夫かなと思いましたが、

みんな待つ間に「どうしよう」や「気持ち悪くなってきた」など、

ものすごく緊張していました。

 

テンパってなかなか次の作業に取りかかれない子もいましたが、

結果的にはみんなよく出来ていました。

何をやっているのか分からなくなった時は一旦落ち着いて考えましょう。

 

また終わった後に、ありがとうございました。と言って帰る学生が何人かいて

とても感心しました。

 

来週もう一クラスが実技試験です。

テンパらず落ち着いて頑張りましょうね。

 

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入道雲

hiraiです♫

 

朝、出勤するとよほどの用事がない限り

この炎天下の中を教員室から出ることはなく

例え出たとしても少しの日陰を求め、足早に他の校舎へと移動します。

 

今日は久しぶりに午後からの出勤だったので

ふと空を見上げたらモクモクと真っ白な入道雲が沸き立ち、

蝉の合唱をバックに夏だなぁと今更感じました。

 

コロナ渦の前期がようやく終わりを告げ、

あっという間に初秋の入り口が見えてくるのでしょうか。

 

ここ数日は、日頃全く使わない筋肉さん達を総動員させヘロヘロな状態ですが、

きっちりと体調を整えて

後期の準備を始めようと思うのでした。

 

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形態検査学のススメ2

mizuです。

 

世の中は4連休の中、1、2年生は通常通りの授業日でした。

しかも1年生は土曜日も授業!

本当にお疲れさまでした。

 

土曜日は顕微鏡を使った実習。

 

顕微鏡を使う検査は数多くありますが、今回の検査対象は「尿」です。

 

尿を遠心するとわずかに浮遊している有形成分が沈殿し、それを顕微鏡で見る「尿沈渣」を実施しました。

 

水分だけのイメージがある尿ですが、覗いてみると色々見えてくる。

実習では様々な沈渣成分を見て、その成分の意義を考えていきます。

 

これは・・・

健常者の方でもよく出てくる

「扁平上皮細胞の表層型」

※結構キレイに撮れているでしょ?スマホで撮れるんです⭐︎

 

観察するときはピント合わせの微動ハンドルを動かして厚い標本の立体像を見ます。

*上手く伝えられない操作法ですね

 

「何だろう?」と、興味を持ちながら特徴をとらえるのが大切です。

慣れてきたらスピードも必要になりますが。

 

様々な沈渣成分を覚えるだけで

大変、、、(汗)

と、思っている1年生の皆さん。

 

まだまだ検査の入り口ですよ。

 

そして湘央で忘れちゃいけないのが

「愛・智・技」の理念です。

愛が1番目!!

それに続く叡智と技術を磨き続けましょう。

 

にしても、、

休みが削られ疲れもたまっていますよね。

ON・OFFを上手に切り替えて乗り越えていきましょう。

 

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Go to

hiraiです♫

 

授業・実習が過密な中、

Go to トラベル!ではなく

Go to 3年生の臨地実習先の病院へ。

 

久々に乗った相模線は

通常手動でドアの開閉が行われるのですが

感染予防のため、オール自動で開閉が行われてました。

 

コロナ禍でスタートが遅くなった臨地実習ですが

現場の技師さん達に指導を受け、空気感を感じている姿もみられ、

また今年の卒業生が「臨床検査技師 ◯◯」というネームプレートを付け

学生に教えている姿を見ると母親、いえ教師冥利につきました。

 

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土曜日も授業でした

Iです。

 

先日の土曜日、2年生は授業がありました。

学生は疲れた様子で1日しか休みがないのが辛そうです。

 

組織実習があり、前回の授業で自分たちで薄切したものを染色し顕微鏡で見て、何の臓器か考えるということをしました。

 

特徴的な所を見ればすぐ分かるのもあるのですが、見るところが違って全く判別できない様子で助けを求める学生がいたり、悩みながらも班のみんなで話し合うなど頑張っていました。

 

実習が続くと大変で疲れもたまるかと思いますが、夜更かしせず早めに寝るなどして体調には気をつけてくださいね。

 

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「学校」

mizuです。

 

今月から対面授業を再開いたしました。

 

検温と消毒の朝

窓、ドア全開の授業

お昼は孤食で前向きに

あらゆることが手探りの中進めています。

 

マスクでさらに暑く感じる中、実習もスタートしました。

 

学生さんにとっては

通学時間や感染リスクを考えるとオンライン授業の方が、、、

でも、授業としては対面授業の方が効果が、、、

個々のとらえ方も様々で、どちらの授業が良いか答えは見つかりません。

 

でも、手を動かし、機器を使い測定し、結果を考察する「実習」は学校でしかできない。

私個人の主観ですが、「学校」という身体に「学生」という血液が一気に流れた感覚があります。

あぁ「学校」が呼吸を始めたと。(そんな理由で対面授業を始めたわけではありませんが)

 

毎日口うるさい事を言っていますが、皆さんに会えて嬉しいんです☆彡

 

普通の実習風景が特別に見えたりもする。

 

学生さんたちの健康と教育効果のバランスを取りつつ、

良いものは取り入れ、イマイチなものは修正し、

資格取得という絶対目標を達成するべく進めていくしかありません。

 

まだまだ課題はありますが、まずはベターを目指して頑張っていきましょう。

 

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対面授業って?

OKです。

本日から、通常授業が始まりました。

 

あいにくの雨でしたが入校するときに、玄関前で手指消毒と検温を行って入校しました。

特に1年生は初の対面授業です。

しかし、対面(たいめんor といめん)授業ってどういう状況のことだろう? と少し調べてみました。

 

対面って、一般的には「初対面」や「対面通行」、麻雀の時の向かい側のヒトを対面(といめん)、スポーツの時の向かい合ったヒト。電車では、対面乗り換えって島式ホームの両側に止まった列車相互で乗り換える事、って出てきました。

 

個人的意見ですが、そうすると通常授業を対面授業って言うのも、講師が1名と学生40名位となるので、対面授業って呼ぶ場合があるのには少し微妙に感じています。

 

さて、今朝から挨拶運動も始まりましたが、まだマスクで半分しか顔が見えないし、ほとんどマスクしている顔しか見ない状況がしばらく続きそうです。

教職員も常にマスクしてますので、お互いの顔がいつになったら全部見られるようになるか?

 

しばらくはお互いに我慢ですね!

 

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初めまして

皆さん初めましてIです。

 

今年度湘央学園を卒業し、そのままこちらに就職しました。

誰だかわかる人はわかると思います(笑)

 

数ヶ月前までは教室で授業を受けていた自分が学校の先生という立場になるとは思いませんでした。

先生と呼ばれると変な感じがし、なれるまでに時間が掛かりそうです。

 

まだなれないことが多いですが、皆さんの実習のお手伝いなど頑張りたいと思うのでよろしくお願いします。

 

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明日は卒業式

 

Uです。

 

先月地方入試で盛岡へ行ってきました。

銀河鉄道で有名な盛岡駅から眺められる岩手山は真っ白に冬化粧です。

若い頃単独行で岩手山から八幡平を縦走したこともあり、この山に対する思いは格別です。

 

帰ってくれば散歩コースの近所の公園の河津桜が満開でした。

日本列島の縦長の良さを感じます。

 

ところでコロナウイルスの感染拡大防止の影響で、祝賀会は中止で卒業式はかろうじて御父兄、御来賓、在校生ぬきで小して開催されることになりました。

 

明日11日は、素晴らしい天気に恵まれそうです。

社会人として第一歩を踏み出す皆さん、前途洋々ですね。

 

これまで湘央学園で培ってきたことを、遺憾なく発揮して社会で活躍されるのを期待しています。

 

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