湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

2024年 10月アーカイブ

3年生は成熟中

mizuです。

 

土曜日とはいえ、3年生は学校に登校

そして、全国模擬試験を受験しています。

9月から毎月全国模擬試験を受験し、自身の到達度を確認します。

現在、国家試験対策授業が進行中で、仕上がり具合はまだまだですが、

着実に成長しているはず。

 

このまま進めば大丈夫かも。と、思えるのは正答率55%を超えたあたりか。

(国家試験の合格ラインは60%以上)

早々簡単には成績は上がりません。

血球で言えば分化成熟中。

 

見えない結果に諦めることなく、試験勉強を続けることが大切だよ。

あと、根拠のない過信で「ワンチャン大丈夫じゃね?」となるパターン。

*それ、絶対ダメなパターン

 

神頼みにはまだ早い。

まだまだ濃厚な国家試験対策はつづきます。

 

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精度管理(検査の精度保証)の授業が始まります

Wです。

『精度管理』の目的は精確な(精密さと正確さの造語)検査データを

迅速に臨床医に提供することにより、疾病の診断と治療に寄与すること。

実際の医療に役立つ臨床検査成績を保証する『検査の精度保証』である。

 

授業では
①精度管理試料と患者検体(マトリックス効果)
②統計手法を利用した精度管理の概念(2シグマ法と管理限界線)
③内部精度管理と外部精度評価
④精密さと正確さの管理法
⑤標準化(ISO17511 トレーサビリティと不確かさ)
⑥計算(Tonksの許容誤差/相関と回帰/回収試験/Youden plotとSDI)

などについて説明しながら

<管理図作成と評価>、<計算・問題演習>も行います。

 

医療の現場では各種の精度管理手法が自動分析装置や臨床検査情報システム

に組み込まれていますが、最後に管理図を見て判断し、患者検体の分析を開始

するのは担当者のあなたですよ。

 

なお、新カリキュラムによる臨地実習において

すべての検体検査項目に「必ず見学させる行為」として

精度管理とメンテナンス作業(分析装置の保守点検)が加えられました。

 

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体張ってます(止血実習その2)

mizuです。

 

「出血時間」とあわせて「毛細血管抵抗試験」も実施しました。

毛細血管抵抗試験は「臨床検査技師等に関する法律」にて

厚生労働省令で定める生理学的検査の1つ。

血管に負荷をかけて内出血しやすいかを見る検査です。

 

方法は2つあり

血圧計を使って、5分間中間血圧(最高と最低血圧の中間)で

圧迫し続ける「陽圧法」

*腕の色変わっている。

血管が弱いと点状の内出血が現れます。

 

もう一つがロートを使って10mL分吸引をする「陰圧法」

*私は別名「タコチュウ」と言うことも。

ん?

タコじゃなくてネコが出てきた。

学生の遊びはおもしろい。

 

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体張ってます(止血実習その1)

mizuです

 

今日から後期の臨床血液学実習がスタート。

 

前期は主に血球の数や形から疾患にアプローチするものでしたが、

後期は出血を止められるか?を見る止血凝固検査を中心に実習です。

 

すり傷など、出血しても数分で止血できるのは血小板(ちゃん)のおかげ。

これができるかどうかを見る検査が「出血時間」です。

耳たぶにランセットという穿刺針を刺し(ドキドキ緊張)

30秒ごとに出血した血液を濾紙に吸い取ります。

吸い取れなくなった=止血できた時間が「出血時間」です。

*血液のシミ数÷2=出血時間(分)

 

失敗して何度かトライする学生さんもいたのですが、

私、腕からの採血は全く気にならないのですが

耳からの採取はイマイチ苦手

腕は貸せるけど耳は貸せない。。

 

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