湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

2022年 6月アーカイブ

前期試験まで1ヶ月ですよ!

OKです。

 

6月27日。もう梅雨が明けてしまいました。

 

偏西風の方向やラニーニャ現象が関係しているとか。

猛暑への対応は必須ですね。

 

写真は小田原城天守閣から伊豆方面を望む

 

学生さんも朝から30度を超える中での通学で朝から汗だくで大変です。

でも、淡々と授業は進みます。入学して早3ヶ月。

もう本試験まで約一月切りました。

 

臨床検査技術学科1年生は7月後半から前期本試験がスタートしその後は夏休みが始まります。

基礎科目は高校時代多少の経験済みかと思いますが、専門基礎科目は新たな内容なので

しっかりと勉強プランを練って対応しないと大変かも。

追試は8月後半なので、追試の無いすっきりした気分で夏休みを迎えてほしいです。

 

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臨床化学実習・酵素活性測定法

Wです。

 

酵素活性測定法(血清酵素濃度の定量)について紹介します。

 

■臨床酵素の診断への利用

疾患との関係で測定される血清酵素を臨床酵素といい、疾患部位や細胞傷害の程度の指標となります。

 

■ALP(アルカリホスファターゼ)とは

実習で測定したALPは胆肝酵素の一つで、肝胆道系疾患および骨疾患で異常高値となります。

 

■ALP濃度はどのように測定するのか

酵素はタンパク質からなる生体内触媒ですが、タンパク質量としては微量なので触媒能(≒活性≒反応速度)を利用して定量します。

 

実習では0次反応条件([S]≫Km)下で酵素の反応初速度V(≒Vmax)が酵素濃度[E]に比例することを確認しました。

 

写真の酵素反応速度測定装置〔恒温セルを有する分光光度計にレコーダーを接続して吸光度変化を記録〕を用いて4-ニトロフェニルリン酸を基質とする方法で生成物の4-ニトロフェノールの生成速度(ΔAbs405/min)から反応速度〔U/L〕を計算しました。

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紫陽花(あじさい)の記憶

hiraiです♬

 

この週末は土日ともオープンキャンパスが開かれ

梅雨まっただ中で蒸し暑い中、大勢の方に足を運んでいただきました。

 

そんな梅雨空を彩る紫陽花は目の保養になりますね。

3,000種類以上もある紫陽花はなんと日本が原産国だそうです。

我が家の愛犬の散歩コースを少し歩いただけでも

実に色々な紫陽花が咲き誇っています。

 

 

土のpHによって花の色が変わることはよく知られていますが

最近目にするようになった白い花は影響を受けないそうです。

 

また未だ成分不明な「毒」を持っています。

そういえば、子供が小学生の頃、生物に詳しい校長先生の発案で構内に咲く

草花を天ぷらにして食べてみようと言う企画があり、

紫陽花の葉を食した娘が嘔吐し、散々な目に遭いました。

27年くらい前のことですが、今となっては時効です。

 

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薄暗い部屋で

I.Hです。

超音波検査実習が始まっています。

腹部エコー、甲状腺エコー、頸動脈エコーを1日を通して

1班 6人で一人に出来るだけ多くの時間をかけて行います。

 

今回で、2班目 

エコー画像の描出がなかなか大変で、一人一人のペース配分が難しい------

また、身体の中の解剖を模式図や写真で理解してエコー画像との比較、

マッチング、エコー像の写真をとり、写っている臓器、動脈、静脈が何かを一致させます。

大きさ、厚さを画像から読み取り計算して貰っています。

 

はじめは、よく分からないが覚えは、早い様です。

みんな、頑張って。

 

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ジャブジャブ

mizuです。

 

梅雨入りしましたね~

さて、みなさんは「ジャブジャブ」と言ったら何を想像しますか?

 

水が流れる公園で水遊びか?

雨上がりの水たまりで遊ぶときか?

 

学校ではこれです。

 

病理組織標本を作製する際、染色から脱水する作業で

標本をドーゼ(長方形の容器)に出し入れする際の表現。

 

私も擬態語表現をしてしまうのですが、伝えやすく、分かりやすいことが多い。

血液標本を洗うときは「しゃぶしゃぶ」

まさにしゃぶしゃぶの様にゆらゆら洗います。

 

とはいえ、あまり使いすぎると正しい表現が分からなくなってしまうので気をつけよう。。。

 

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臨地実習施設・定期訪問

Wです。

 

3年生の臨地実習(病院実習)が開始して1ヶ月が経ちました。

技師長にアポイントを取って実習生の様子を伺うため、定期的に訪問します(2022年度の担当病院は5施設)。

顔見知りの卒業生にも実習生評を聞き、何かあれば登校日に面談をして対応します。

 

また、実習生からメールで報告や相談を受けることもあります。

①カードキー*を置き忘れ、紛失したとの報告。

(返信)届出をすればIDを無効化などの処置をするので特に問題なし。

すぐに戻ってきて再発行もなかった。

 

②就活の面接試験(大手検査企業)のため病院実習を休むとの連絡。

(返信)事前に『実習生欠席届』に必要事項を記入して技師長に提出することを確認した。

*検体検査室,更衣室などは関係者以外立ち入りできないエリアのため入室にはカードキーが必要。

 

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Swallow(スワロー)

hiraiです♬

 

通勤時、海老名駅でバスを待っていると

上の方からピイピイと小鳥の声が聞こえます。

見上げてもその姿をなかなか見ることはできませんが

その正体は「つばめ」です。

 

毎年春先になると巣を作り、子育てが始まります。

そしてこのツバメの飛来が始まると

今更ながら新年度を意識するのです。

 

漢字で書くと「燕」、

人生で書いたことのない漢字ですが

我が家の末っ子が通園していた幼稚園では

クラス名が漢字で書かれ、そういえば燕組がありました。

 

古くは「ツバクロ」と呼ばれていたとか。

だからヤクルトスワローズのマスコットは「つば九郎」というのでしょうか。

 

「幸せな王子」という童話にもツバメが登場します。

「越冬ツバメ」なんていう歌謡曲もありました。

雀でもカラスでもない、見上げた姿なきツバメからの連想に

我ながら驚いている今日この頃なのです。

 

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雨の季節

髙橋です。

 

今週は雨スタートです。

平年は6月の2~3週目に梅雨入りだそうで

神奈川もそろそろ?

と思った矢先、本日より関東地方は梅雨入りだそうです。

 

ジメジメした気候の中、本日の2年生の授業は「臨床微生物学実習」です。

 

今回は

通性嫌気性Gram陽性球菌その②

Streptococcus属(レンサ球菌属)

Enterococcus属(腸球菌属)

の検査の実習です。

 

3日間かけて行う実習で、初日の今日の内容は

・配布検体中の菌を顕微鏡で観察する「Gram染色」操作

・配布検体中の菌の量を増やす「分離培養」操作

・配布検体中にどれくらいの量の菌がいるかを調べる「半定量培養」操作

を行いました。

 

↓ 本日「分離培養」「半定量培養」操作で使用した培地

 

カラフルな培地ですが、

それぞれどのような菌を増やすために使うのか?

菌のどのような特徴がわかるのか?が違います。

 

微生物検査は数多くの菌や培地の特徴を覚えておかなければならないので大変ですが、

学生の皆さんは国家試験までにこつこつと頑張って覚えましょうねー!

 

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自分が担当の小テスト

IHです。

 

授業をして2ヶ月が過ぎました。

色々考えて資料を作ってきましたが

小テストを行って個々で伝わり方に差が出てきているように思います。

興味を持たせつつ、かなりの量を教え伝えるのは難しいと感じています。

 

分からないところを分かるように成ることと

覚えなくては成らないものをいかに覚えてもらえるか

試行錯誤しながら

目指せ 国家試験合格!!

学生も頑張ってもらいますが自分も頑張ります。

 

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