Uです。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、線虫によるがん検査が、今話題になっています。
写真は1年生の「寄生虫検査学」ですでに勉強した線虫ですが、体長は1mmに満たないものから1m以上のものまで、その種類は約1万種も知られています。
線虫はその嗅覚により、がん患者の尿には近づくが健常者の尿からは遠ざかる習性があるそうです。
何とこの習性を利用して、がん検診への線虫利用を2020年1月の実用化を目指している企業があります。
これに必要な尿はたった1滴です。
結果は約1時間でわかるそうです。
これが実現されれば、がん検診受診率が向上し、早期がん発見率の上昇、がんの死亡者数も激減、医療費の大幅な削減にも繋がり、社会全体の変革が期待できます。
そしてやがて臨床検査技師の仕事にも影響を及ぼすかもしれませんね?