髙橋です。
こちら本日の実習で使用した野菜たち。
左からじゃがいも、にんじん、たまねぎです。
この材料からご想像できるであろうアレを作る調理の実習ではありません。
本日の1年生の一般検査学実習は便潜血検査。
便中に肉眼的に認められない程度の血液の混入(=潜血)があるかどうかを調べるもので、消化管での出血があるかどうかを調べる検査です。
便潜血の検査には大きく分けて
1)化学的検査法
2)免疫学的検査法
の2つがあります。
便潜血の検査、特に化学的便潜血検査は食事などの影響を受けやすく、検査の数日前から食事制限をすることもあります。
食事などで摂取したビタミン剤や生野菜が便中に混入しても正しい検査結果がでません。
ビタミンC混入:本来は(+)→(-)(偽陰性)
生野菜混入 :本来は(-)→(+)(偽陽性)
などなど
これを確認するために、便に見立てた味噌に野菜を混ぜて反応がでるかどうか?
正しい検査結果を出すための検査の際の注意点などしっかりと理解しましょう。