髙橋です。
梅雨に入り、神奈川は久しぶりに朝から大雨&強風!
傘が飛ばされそうになりました・・・・・・
本日の2年生は臨床血液学実習。
前回行った血液細胞の一般染色である「ライトギムザ染色」に続いて、今回は血液細胞の「特殊染色標本」の観察です。
普段は病理検査の実習で行っている染色ですが、染色を行う検査室はいっぱいあります。
そもそも染色とはなんなのか?
臨床検査技師の業務のひとつである「検体検査」。
その中には、顕微鏡で作製した標本を観察するために「染色」が必要なものがあります。
ヒトの体に存在する物質は色がついていないものが多く、それらの形や構造を顕微鏡で詳しく観察するために、この「染色」が必須になります。
<染色なしの白血球>
<染色した白血球>
染色操作には、標本全体を染めるものや、標本中の特定の物質のみを染める染色などさまざま。
血液の他にも、臓器や菌、尿中の成分なども「染色操作」の対象となります。
検体検査に染色は欠かせない存在です!