山口です。
今日、明日と2年生は臨床生理学実習の実技試験!!
内容は2人1組で検査技師役・患者役となり、お互いの心電図(肢誘導のみ)を記録する。
また、自分が記録したデータを用いて心拍数・PQ時間、QT間隔、QTc、電気軸等を測定するというもの。
こちらが実技試験の様子・・・
①まず患者さんを呼びます。
②本人確認をし、検査の説明をします。
③手首と足首が出るようにしてもらい、検査台に仰向けに寝てもらいます。(仰臥位)
④電極を付ける手首・足首をアルコール綿などで拭き、皮膚と電極間の電気を通りやすくするケラチンクリームを塗ります。
⑤電極をつけます。このとき付け間違いに注意!!
⑥心電計のスイッチを入れて、5~6拍とりノイズや基線の動揺がないかを確認します。
⑦確認できたら電極をはずし、クリームをきれいに拭き取とって終了です。
今日実技試験を行ったみなさん結果はどうでしたか?
ちゃんと出来て先生に褒められた方々もいれば、なかには緊張からか電極を付け間違えたり、心電計が使えなかったり、本人確認を忘れたりなどミスをしていまった方々も・・・
心電図は生理機能検査のなかで最もよく行われる検査の一つです。
3年生の臨地実習などでも実際に患者さんを測定するなんて場合もよくありますので、基本的な検査の流れや機器の使い方、患者応対の仕方などしっかり覚えて下さいね!
明日やるクラスの方々はどういう流れで検査を行うのか、頭の中でイメージトレーニングをしてから実技試験に臨みましょう!