湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

2014年11月5日アーカイブ

臨床化学実習⑨

Wです。

 

2年生Bクラスの臨床化学実習でBUN(血中尿素窒素)とCr(クレアチニン)を測定しました。

いずれも腎臓の排泄機能を反映し、糸球体濾過値(GFR)が低下すると血中濃度が増加します。

 

今日はBUNの測定に用いた酵素『ウレアーゼ』について紹介します。

 

① ウレアーゼは尿素を特異的に加水分解してアンモニアと二酸化炭素にします。生成されたアンモニアをインドフェノール反応かGLD(グルタミン酸デヒドロゲナーゼ)反応で検出します。

 

② 生体内には存在しない酵素でナタ豆由来のウレアーゼを使いました。

 

実の鞘は非常に大きく30~50cmになるそうです。

445px-Canavalia_gladiata2

 

③ 1926年にJ・サムナーがナタ豆のウレアーゼの結晶化に成功し、酵素の本体が蛋白質であることが明らかになりました。

 

疲れたので帰ります(11/5・19:00)。

 

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