湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

  • Entry Date
  • 2013.12.4

実習発表会

12月に入りました。2013IsiDec.gif

 

季節は急激に秋から冬へと移り変わってきました。

1年生の「微生物学実習」では、季節の移り変わりに連動するように、実習内容が深くなってきたばかりでなく、実習後の発表会も充実してきました。

今回は「抗生物質の作用」を調べる実習の様子をご紹介します。

 

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まず、大腸菌を液体培地で培養しつつ、抗生物質を添加したときの増殖曲線に及ぼす影響を調べたところ、以下のようなカーブが得られました。

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さらに、増殖が抑えられた状態の菌液2種類をそれぞれ希釈後、寒天培地上に塗布して培養後、出現してきたコロニー数を比較したところ、ご覧の通り明らかな差が見られました。

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上段3つがクロラムフェニコール添加菌液を3段階希釈後にそれぞれ培地に塗布した結果です。

下段3つは菌液の塗り忘れではありません。ゲンタマイシン添加菌液を3段階希釈後に塗布した結果です。

まさに、ゲンタマイシン恐るべし! でした。

 

そしてこちらは、恒例となった結果発表会の様子です。

AクラスもBクラスも、それぞれ班ごとに代表者を決めて成果を発表しました。

なかなか活発な質問も飛び交うようになり、みんなの成長が伺われるような発表会になりました。

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さて、最後に突然ですが問題です。

今回実習に用いた3種類の抗生物質のうち、静菌作用を表したのはどれだったでしょうか。

1.クロラムフェニコール

2.ゲンタマイシン

3.カルベニシリン

 

1年生は余裕ですよね。

2年生はどうでしょう?

3年生は分からないと困ります! 怒!

 

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