加藤です。
今年お目見えの新しい検査kiki、第3弾!
さいごに血管年齢がわかる装置を紹介しましょう!
"血圧脈波検査装置VaSera VS-1500AN/AE"
このKikiがすごいんです! (^o^)(^_^)v
血管の硬さや詰まり具合がわかるんです!
なぜ、そんなことがわかるのか・・・
VaSera(バセラ)は血圧と心電図、心音図を測定します。
血圧は左右の腕と足首の4カ所をギュウウウウウっと締めると・・・
肘と足首の動脈がドッキンドッキン拍動します。
この拍動する波を脈波として記録します。
(血圧用のカフには右腕・左腕・左足首・右足首と大きな表示・・・間違えないように!)
実際の検査法を見てみましょう!
透明人間さんで検査の様子を説明しましょう。
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心臓 上腕 足首
心臓がドキンと収縮するとその拍動は腕に達し、やや遅れて足首に到達します。
(腕の方が足首より心臓に近いので到達時間が速いです。)
拍動する波を捉えたのが脈波です。
上肢 下肢
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心音マイク(心臓の横の白丸) 心電図
心臓には4つの弁があって、 心臓が収縮したり拡張したりする時に弁は開いたり閉じたりします。
弁の開閉で生じる音が心音です。心音を同時に記録すると心臓が収縮しているのか開放しているかがわかります。
心電図は心臓を動かす指令を出していますから心音より先んじます。
心電図・心音・脈波の関係を心周期現象といい、これを利用した検査法が血圧脈波検査です。
透明人間さんが不透明人間に変身しました。T尾先生です(*^_^*)
さて、T尾先生の血管がもし硬かったとします。
すると血液の流速が速くなって腕の脈波と足首の脈波の距離が縮んでしまいます。
老化が進むと血管は硬くなりますので血管年齢として表示されます。
血管の詰まり具合は上腕と足首の血圧を比較します。
足首の血圧が低いと末梢動脈の狭窄や閉塞が疑われ・・・
検査は右、左の順に血圧を測ります。
右 左
赤と白の脈波が見えますか? 黄色と緑の脈波が見えますか?
T尾先生の結果はどうだったかって?
言えませんよ、私の口からは。 検査技師ですから!