3年生は国家試験の合格証の連絡待ちと卒業式を待っている時期でしょうね。
卒業して臨床検査技師の資格取得するという事は、常に責任が伴うということを胸に刻んでください。
あなた達の人生のスタートといっても過言ではないのです。
今更ではないですが、人生で大切なことを書いておきたいと思います。
1) 「仕事に慣れている」と「仕事が出来る」という意味を勘違いしないで下さい。
「慣れている」という事は、毎日まいにち同じような仕事を繰り返していると「何でも出来る」と勘違いしてしまうようです。
この様な人は、突然のトラブルにアタフタしてトラブル回避が出来ない事が多く見受けられます。
「仕事が出来る人」は、トラブルが発生しても同僚と共に円滑に迅速なトラブル解消をして、何事もなかったような雰囲気を漂わせる人をいいます。
2) 「報告」・「連絡」・「相談」の出来る人になろう。
どんな社会(職場)でも仕事は1人でやっているのではない・・という事をよく理解して下さい。
・・・「仕事が出来る人」はこの事を最大限利用しています。
3) 「挨拶」は積極的にやりましょう
「挨拶」とは・・本人から見ると、「私は今日も元気でここにおります。だから今日もよろしくお願いします」という自己表現のひとつです。
相手側から見ると、「あなたは今日も元気でここにいる事を認めました」という存在認識があります。
だから、「挨拶をする」という事は、相手の最も求めているところの「認めて欲しい」という欲求を満たす事になり、コミュニケーションを図る最小限の行動なのです。
・・・だから挨拶はとてもとても大切な人と人とのつながりの手段なのです。
次回は、「コミュニケーション」と「PDCAサイクル」について。
楽しみにしていて下さい。