ishiです。
まずは昨日に引き続き、2年生の実習風景から。
シャーレを手にしてコロニーを観察する姿にはどことなく余裕が感じられます。
なんといっても、2年目だからね!?
一方、同時刻に行われた1年生の「微生物学実習」では、すべてが新鮮な感動に満ちていて、操作中も思わず笑みがこぼれます。
いーね! 実習結果がどうあれ、これからも繰り返し練習するので大丈夫。
今回の実習では、自分の身体から分離培養した常在細菌を、グラム染色して顕微鏡で観察しました。
常在細菌のコロニーもいろいろですが、特に左の白くて表面がデコボコしているコロニーにご注目ください。
このコロニーの主は、2週間ほど冷蔵庫内で過ごしているうちに、「寒いし、栄養も乏しくなってきたし、ひとつ芽胞でも作るか」ということにしたようです。
芽胞の部分は、染色液がうまく浸透せずに内部が白く抜けたように見えています。
実は、芽胞になると染色液だけでなく、消毒剤や熱にも強くなるのでしたよね?
目に見えないくらい小さいのに、いろいろ工夫している賢いヤツらなのです。
1年生は、これからもいろいろな出会いが待っていますが、1年目の感動を忘れずにいて下さいね。