湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

臨床検査技術学科BLOG

Tag Archives: 専門学校

撮り鉄じゃなくて撮り血

mizuです。

 

今回の実習は血球の特殊染色です。

種類の鑑別が難しい血球が持つ特定の成分だけを染色。

白血病の分類などでは欠かせない染色です。

 

実習ではペルオキシダーゼ染色を行い、各血球の形態をスケッチしました。

 

ちなみにこんな感じで染まりまして、褐色気味の顆粒があれば陽性です。

2時の方向がリンパ球→陰性

5時の方向が単球→弱陽性

10時の方向が好中球→強陽性

です。

 

正常な末梢血なので、わざわざ特殊染色しなくても見分けはつくのですが、

出現頻度の低い好塩基球は陽性顆粒も少なく見つけるのに手こずりました。

 

こちらは貴重な?POD陽性顆粒が見える好塩基球です。

 

濃厚な血液実習月間も一区切り。ちょっと一息つけるかな。

 

話は変わりますが、顕微鏡で見る細胞の写真撮影はこだわりが出ます。

特に病理検査を担当される先生方が撮られる写真はとってもキレイ⭐︎

とてもその域までは到達できませんが、、、

 

ちなみに通勤時に、プロ?の方々がこぞって撮っている何だかわからない電車をつられて撮ることもある。笑

何のために撮っているのか?

撮り鉄気質が少しあるのか?

 

ま、引き続き、撮り血🩸として観察を続けます。

 

↓↓クリックお願いします

 


専門用語

Wです。

 

現在、我が家(築25年)はリフォーム工事(外壁屋根の塗装は2度目)をおこなっています。

新築時の大手住宅メーカー[○井ホーム]ではなく、評判の良い塗装業者に依頼しました(見積り額が100万円も違ってビックリ)。

 

日報では作業工程が詳しく説明され、仕事も丁寧で仕上がりも素晴らしいものです。

日報にあった『ケレン』?の作業内容を尋ねたときも

①下地処理のこと。剥がれて古くなった塗料を落とす作業。

②塗料の付着性が向上するので絶対に省略できない重要な工程。

との的確な説明でした。

 

塗装技能はもちろん、顧客とのコミュニケーション能力も最高の職人さんでした。

 

 

この検査は何のためにおこなうのですか?

専門用語を患者さんに分かり易く説明することも臨床検査技師の仕事です。

熟知していないことは説明できませんから。

 

↓↓クリックお願いします

 


言い間違え

hiraiです。

 

3歳のお孫ちゃんは時々変な言葉を発します。

タンポコ → 一緒に歩いた時に目に付いた「タンポポ」のこと。

カペオレ → 最近お気に入りのドリンク「カフェオレ」のこと。

 

内容によってはママの通訳がないとまったくわからない時も多々ありますが…

本人は必死にお話をしているので、やっぱりかわいくて許せちゃうのです。

 

ところで、学生さんのレポートを見ていると、

ん?この単語は何だろう?どういう意味なんだろう?読めない…

と摩訶不思議な気持ちになることがあります。

 

本人は必死に書いているのでしょうが、

どんなにかわいい学生さんでも意味が通じないでは評価ができません。

どうか提出する前はよ~く確認をしてからお願いしますね。

 

↓↓クリックお願いします

 


タラコ・イクラ・キャビア

mizuです。

 

血液実習は血球の形態観察に突入しました。

まずは血液を薄くスライドガラスに引き伸ばす塗抹標本の作製。

 

みんな結構上手にできちゃいました。

 

そして観察です。

白血球のうち、顆粒球3種類は細胞質のツブツブ顆粒がポイント。

 

好中球はタラコ(でも顆粒は見えづらい)

 

好酸球はイクラ(ツブツブはっきり見えます)

 

好塩基球はキャビア

*本来の色とは異なる色に染まる異染性という現象が見られます

出現率も1%前後と貴重!?

キャビアも貴重だね

*それにしてもスマホってすごい。ここまでよく撮れるものだ。

 

H先生の例えはいつも「なるほど」と、なります。

最後の口頭試問でだいぶ把握できたのではないでしょうか。

 

これから先は特殊染色に異常細胞の観察と、血球形態の沼に入っていきます。

特徴的な形を捉えること。

よく見て共に学びましょう。

 

↓↓クリックお願いします

 


ホップ・ステップ・ジャンプ

こん◯◯はT.Hです。

 

4月12日(月) 授業開始

気がつけば5月下旬

 

1年生も学園生活になれ始めそろそろやんちゃな姿が見え隠れ・・・

小テスト勉強と時間的な余裕があまりない状態

2年生は各種実習にレポート提出等で疲れ気味

3年生は臨地実習で社会の洗礼と貴重な臨床現場体験中

 

7月末からの前期試験が待っています。

8月末には臨地実習も終了

 

今はステップ開始

あと少しで前期のジャンプが待ち受けています。

 

目標は進級・国家試験合格!!

でも、湘央らしさを保ちつつ学園生活をすごしてください!!

やはり「湘央魂」かな?

 

↓↓クリックお願いします

 


細工大好き

mizuです。

 

5月は毎週血液実習🩸

 

血球数算定を終え、今回は

「赤血球沈降速度」の測定です。

 

採血した血液をウエスターグレン管(血沈管)という管に吸い上げ、

真っ直ぐに立てて時間と共に赤血球層がどれぐらい沈むかを見る

とてもシンプルな検査。

 

シンプルなのですが、

なぜ沈むか?に深い意味が。

 

この3本(左からC,D,E)は同じ人(=私)の血液なのに沈む速さが違います。

わざと、結果に影響が出るよう小細工を仕掛けたのだ。

 

この血液を顕微鏡で見てみると。

C 赤血球連なってるぞ(連銭形成ともいう)

 

D Cと比べたら結構バラバラね。

 

E なんだか赤血球があつまっている!

 

沈む速さの違いは赤血球同士がくっつきやすいか?がポイント

 

レポート提出は来週。

2年生の皆さん。ヒントになったかな?

質の高い考察を期待してまーす。

 

ちなみにこの赤沈管は真っ直ぐに立てるのが元々の方法なのですが、

臨床の現場では時間短縮のためにわざと斜めに立てたりします。

 

検査法は常に進化している。

私の小細工も進化している。

 

進化と成長。学生の皆さんと一緒だね☆

 

↓↓クリックお願いします

 


明るく

I です。

 

この一週間はどんよりとしたお天気で、気分も落ちると思います。

 

まだ5月なのにもう梅雨入りしそうです。

梅雨は6月なのに早いですよね。

関東が5月中に梅雨入りするとなると10年ぶりだそうです。

ジメジメ、ムシムシとした体感は嫌ですね。

 

お天気のようにどんよりとした気持ちにならないよう

明るく元気に頑張っていきましょう!!

 

↓↓クリックお願いします

 


気を引き締めて...

こん◯◯はT.Hです。

青葉が目にまぶしいこのごろ

言いたいところですが

 


まだまだ続く新型コロナウイルス

油断大敵です。

 

5月5日 東京都内の新型コロナウイルスの感染者への検査で、およそ62%に当たる324人が、感染力の強い「N501Y」の変異があるウイルスに感染していたことが新たに確認されました。

また、インド由来の新型コロナウイルス変異株が、英国株に続く「脅威」となると専門家が危ぶんでいる。

日本人に多い白血球の型による免疫が効きにくくなると指摘されている。

 

東大医科学研究所の佐藤佳准教授は「日本はこれまで、欧米に比べて感染者数や死者は少なかったが、L452R変異が脅威となる可能性がある」と話し、徹底した調査を求めている。

 

人事ではない現実

基本的な予防を再確認です!!

 

本日5月10日(月)

3年生は病院実習初日

病院職員であるプロの新型コロナウイルス対策もしっかりと学んで下さい。

決められた体温チェック、マスク、3密回避等、

 

世の中は停滞することなく進んでいます。

気を引き締めて行きましょう!!

 

↓↓クリックお願いします

 


菖蒲は咲く

OKです。

 

今年のGWも残念ながら昨年に続き自粛生活が続きました。

 

3年生は臨地実習目前ですが、残念ながら昨年と同様に施設によってコロナ禍への対応で隣地実習に影響が出ています。

このような状況ですが、どんな状況にせよ湘央生として現場での様々な体験を通じ、しっかりと身につけて国家試験合格への糧になって欲しいと思います。

 

写真は職員駐車場脇にひっそりと咲いていた菖蒲(あやめ)です。

駐車場脇に咲いたしょうぶ

 

↓↓クリックお願いします

 


初めての採血!!

mizuです。

 

学校がスタートして一か月

だいぶ慣れてきた頃でもあるし、

環境の変化で疲れてきた頃でもありますね。

そんな中、2年生はとうとう初めての採血を経験しました。

 

多くの学生さんたちは成功しましたが、

失敗しても、必ずできるようになります。

不安になりすぎず、注意事項をよく守り、

落ち着いてトライしていきましょう。

 

実習は採血が目的ではなく、その後の赤血球数算定がメイン。

 

今は、自動血球算定装置があっという間に計測してくれますが、

実習では顕微鏡下で希釈した血液を「計算板」の上に流し、

規定区画上の血球を計測します。

 

のぞいてみると、こんな感じ。

*スマホで撮るとちょっと歪む・・実物の背景線は真直ぐに見えます。

 

この丸いつぶつぶを右手に握られている数取器で

カチカチとカウントします。

 

昔、野鳥の会でカウントして~と、

イメージで伝えてしまい、学生たちは数取器を

「野鳥の会」と、覚えてしまい大失敗。

 

最初の刷り込みって恐ろしい。

以降、「数取器」と言うように気を付けています。

・・・「野鳥の会」で通じます??

 

↓↓クリックお願いします