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来春入学生から臨床検査技師の教育カリキュラムが改編されます。
一番の変更は臨地実習単位数の増加(7単位から12単位へ・OSCE1単位を含む、
最短でも3ヶ月を要す)でしょうか。
OSCE(オスキー)は「客観的臨床能力試験」のことで
知識重視ではなく、判断力・技術力・マナーなど
病院(実際の現場)で必要とされる臨床技能の習得を
適正に評価する方法のことです。
湘央ではOSCEへの取り組みは既に始まっていますが、
単位認定となると技術内容の到達度や評価基準の明確化など課題はあります。
担当科目では「臨床化学実習」(生化学分野・血液化学成分の定量)は
2単位90時間から1単位45時間に半減します。
病院検査の名称では「免疫化学」と呼ばれる分野に含まれます。
自動化(自動分析装置)や標準化(検査データの共通化)、
精度管理(検査データの質の保証)が最初に進んだ分野です。
卒前教育の内容、教員の教育力にも変化・向上が求められます。