加藤です。
環八沿いでこんな木の実を見つけました。
初夏に薄紫色のほのかに香るかわいい花が咲き、今、たわわに実をつけています。
このセンダンは薬効があり役に立つ樹ですが、あまりみかけません。
樹皮からは‘苦楝皮’という苦そうな名前の駆虫薬でサナダ虫や回虫などの虫下しに使われました。
(現在使用されているかどうかはわかりません(>_<))
葉っぱは除虫剤、実は‘苦楝子’でヒビ、あかぎれ、整腸作用があるそうです。
さらにセンダンの抽出成分がインフルエンザウィルス死滅に有効と証明され製品化が進行中だそうです。
さて、そんなお役立ち“センダン” ですが、むか~し昔 さらし首を吊すための樹に使われていたそうです。
そのためか庭木としては好まれないとか・・・
“センダンは双葉より芳し”
・・・才知の優れた人は、幼少時より並外れた素質を表す・・・
と言いますが、それはセンダン(栴檀)ではなく香木の白檀のことだそうです。
もう1つ、この実は何かわかりますか?
蓮の実でした。
時には空や木々や花や季節の移ろいを感じて下さいネ(*^_^*)
来週月曜日(8/24)は前期試験の合格発表です。
手応えのなかった学生さんはそろそろ復習をしましょう!
前期合格しないと後期は大変なことに・・・