髙橋です。
梅雨に入り、じめじめした時期になりましたね。
そんな中、2年生は臨床微生物学実習。
感染を防止するためエアコンをOFFの状態での実習になり、実習室の中は暑い……
本日の実習内容はサルモネラ菌、大腸菌の病原性の検査を行いました。
みなさんも聞いたことがあるかもしれないO-157感染症。
これは大腸菌という種類の細菌の中の種類の一つで、O-157の他にも、O-○○○ といろんな種類の大腸菌がいます。
このO-157感染症は、「感染症の予防および感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)」で「特定の職業で集団感染しうる疾患」として、3類感染症(1類~5類まである)に分類される病気です。
微生物検査の中でも病院ではわりと頻度の高い検査。
2年生のみなさん、検査の流れはわかったかな?
実際に病院で微生物検査はどのようなことをやっているのかというと、
「①患者さんの病気の原因となっている微生物はなにか?」 「②その原因菌をやっつけるためにどうすればいいか?(どんな薬を使えばいいか?)」 を調べるとともに、「病院内外で感染症が広がらないようにすること」も重要な仕事です。
目に見えない微生物の取扱い、今後も十分注意しましょう!