miyagiです。
毎回実習のネタですが...今日の1年生は両クラスとも実習でした。
Aクラスは微生物検査学実習、Bクラスは寄生虫検査学実習でした。
Bクラスの寄生虫検査学実習の様子をお伝えします。
今日の項目は「マラリアの観察」でした。
応用生物科学科のH先生にご協力いただき、マラリアに感染したネズミの血液で実習を行いました。
血液を提供してくれたネズミさんの解剖標本を見せていただくこともでき、学生たちは興奮気味でした!
ネズミの解剖標本を見るのはほとんどの学生が初めてだったと思います...
(命を提供してくれたネズミさんへの感謝の気持ちをお忘れなく)
そして学生たちは、血液塗末標本(ヒト血液)作成に苦労していました...
十分に足りるだろうと血液を準備しましたが、「先生!血液が足りません!!」とあちらこちらから声が...
2年生の血液学実習では、きれいに出来るまで帰れないよ。と脅したせいか、今のうちに出来るようにしたいと、何回も練習していました。
満足できる標本が出来なかった学生もいたようですが、また2年生でもやりますので心配しないでくださいね。
標本が出来たら、乾燥させギムザ染色を行い、各自スケッチを行いました。
今日は写真がありませんが...皆さんちゃんとスケッチしてくれたことでしょう。
ちなみに、3年生の皆さん!
ヒトに寄生するマラリアには4種類ありましたよね?
それぞれのマラリアの特徴が言えますか?
ここで問題。
①マラリアを媒介する蚊は?
②最も症状が強く、悪性マラリアと言われるのは?
③マラリアは何類感染症?