暦の上では立冬を過ぎました。
冬の始まりを感じさせるように木々はすでに色づき、秋もずいぶんと深まってきました。
そして、1年生の実習も、ずいぶんと内容が深まってきました。例えば、先週実施された「微生物学実習」では、リゾチームによる溶菌現象について学びました。
リゾチームは細菌の細胞壁を分解する酵素で、私たちの体内で作られ、涙、唾液、汗などに混ざって体表面を被い、細菌感染から生体を守る働きをしています。
実習では、Micrococcus lysodeikticusという菌体を用いてリゾチームの溶菌活性を15秒おきに測定しました。この実習を成功に導くにはチームワークが肝心です。
さて、みんなうまくチームワークを発揮できたでしょうか?
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